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漫画家・蛭子能収が再び任侠の世界に戻らざるを得ない、哀しみの男を熱演する『任侠野郎』が意外に好評だ。その大ヒットをお祝いしてAOLニュースでは、蛭子さん演じる柴田源治と因縁の過去を持ち、ヤクザの女組長を務める正岡時子役のトリンドル玲奈様にインタビュー! 最後には、トリンドル様のありがたい読者メッセージもちょうだいしたぞ!
――今回の『任侠野郎』ですが、出演が決まった時、率直にいかがでしたか?
最初は蛭子さんの娘役ということと福田雄一さんが脚本を書かれるとうかがっていたのですが、衣装合わせの時に役柄が組長に変わっていました。その後、すぐに撮影に入りましたが、組長という変更に実はわくわくしていました(笑)。
――主演の蛭子さんの任侠演技も話題ですが、撮影現場での第一印象は???
任侠モノの主演を蛭子さんが演じるということや、どういう雰囲気のなか撮影をしていくのかが気になっていました。ちょっと任侠映画には怖いイメージがあったので、ドキドキしていました。でも撮影現場で蛭子さんにお会いして、和やかな気持ちになりました。
――おふざけが全然ないんですよね。蛭子さんがしっかり極道をしているという。
一緒にお芝居をするシーンでは、キリッとした表情になる瞬間もあったりして、そういうお顔を間近で見ていると、すごいなって思いました。テレビなどで共演をしたことはあったと思いますが、ここまでの共演は初めてだったので、すごいなって思いました。
――今回演じている時子という女性は、どのような女性でしょうか?
彼女は組長で、父親が蛭子さん演じる源治に殺されていたという過去があります。組長役といっても争いのシーンはほぼなくて、手下を引き連れて歩いてみたり、蛭子さんとのシーンが多かったですね。組長なのに和やかなシーンが多かったかもしれないです。
――涙するシーンもありましたが、女性としての哀しみを背負っている感が最高です。
そうですね(笑)。蛭子さん演じる源治氏の愛を受けながらも、そういう悲しみは数えきれないほど体験しているとは思います。でも組長だからか、そういう部分をそれほどは見せない。凛としている姿勢が多かったと思いますね。
――そう言えば『リアル鬼ごっこ』(15)の時も思いましたが、辛い目に遭っている感じが似合いますよね!
(笑)。その撮影の時に共演者の方に「幸が薄い感じが上手い」と言われて、それがすごく高く評価してくださった、いい意味として受け止めたのでうれしかったです。確かに自分でも明るい女の子よりも、そういうほうが好き。不幸せなほうが演じやすいです。
――今日はありがとうございました! 蛭子さんのように自由すぎる野郎が多いAOLニュースの読者に向けて、作品をアピールお願いします。
任侠モノ、一度は観たことがあると思いますが、そういう方からするとストーリーは王道の任侠モノだけれど、ただ主演が蛭子さんなので「アレ?」ってなりつつ、映画としてしは真面目だなって思うと思います。観たことがない任侠映画になっていると思うので、ぜひご覧ください。
映画『任侠野郎』は、全国順次公開中!
■参照リンク
映画『任侠野郎』公式サイト
ninkyo-yaro.com
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