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今年最大の注目を集めるホラー映画『ブレア・ウィッチ』(12月1日全国公開)から日本版ポスタービジュアルと予告編映像が到着した。
前作、魔女伝説を扱った『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』(1999米公開)は、主観ショット(POV方式)というカメラの視線と登場人物の視線を一致させた奇抜なカメラワークを用いた映像と、疑似ドキュメンタリー(モキュメンタリー)というリアリティ溢れる演出で話題を集め、超低予算(約600万円!)で作成されたにもかかわらずなんと世界興行収入2億4,800万ドルという記録的な大ヒットをたたき出した。『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』公開後、同様の手法を用いた作品に『パラノーマル・アクティビティ』シリーズ、『クローバーフィールド -HAKAISHA-』など日本でも大ヒットしたモキュメンタリー映画が数多く誕生しており、POVブームの火付け役となった伝説のホラー映画である。その"正統なる"続編が本作『ブレア・ウィッチ』なのだ。
実のところ、2000年に『ブレアウィッチ2』とい作品も製作・公開されているのだが、撮影手法にPOV方式は用いられておらず、物語にも直接的なつながりや残された謎を解き明かすような関連性はなかったため「コレジャナイ」と肩をおとしてしまったという感想もチラホラ。
だが、本作『ブレア・ウィッチ』の予告編にはモキュメンタリーをきちんと踏襲した映像が映し出されており、さらにヘッドセットカメラやドローン、HDSLRなどを使用し撮影されたという現代の最新テクノロジーを駆使した新たな試みも取り入れたという。あらすじは、"ブレアの魔女"をテーマにしたドキュメンタリー映画製作のため、ブラック・ヒルズの森を訪れたまま消息を絶った姉ヘザーの事件から20年後、彼女の弟・ジェームズがYouTubeで姉らしき人物が映った映像を見つけるところから物語が始まる。そして仲間と共にあの「森」に踏み込むのだが・・・。という内容になっており、"正統なる"続編として今度こそは!と期待が高まる。
今年の夏に開催されたアメリカ・コミコンでの世界初プレミア上映で、「真に恐ろしい映画体験」「映画史上最も恐ろしい映画」といち早く本作を観たメディアからは賞賛の声が上がっておりますます期待できそうだ。
監督には、Netflixが日本の大ヒットコミックを実写映画化するハリウッド版『デスノートDeath Note) 』の監督にも抜擢された、今最も期待を集める新鋭監督アダム・ウィンガードを起用。『サプライズ』『ザ・ゲスト』などで注目を集めたサスペンス・スリラーの名手であり、本作でもその手腕が炸裂するだろう。
ポスタービジュアルに赤々と刻まれたしるし、20年前ブラック・ヒルズの森で目撃した"あれ"に再び出合う...。ホラー映画史に牙をむく"衝撃作"『ブレア・ウィッチ』は12月1日(木・映画の日)TOHOシネマズ六本木ヒルズほか全国ロードショー。
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