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都会からきたティーン誌のモデル・夏芽(小松菜奈)と、地元の神主一族の跡取り・コウ(菅田将暉)の一生に一度のラブストーリーを描いた映画『溺れるナイフ』。夏芽を演じる小松は自身の昨今の活躍を見つめて、「演じていて素直に楽しいと思うことが増えました」と述懐する。日本映画に愛され、出演作が途切れない最旬女優が、今感じることとは――
――夏芽は感情がゆれうごく少女だったと思いますが、演じる上でどういう女の子だと受け止めて演じましたか?
夏芽は自分がこうだと思ったら、感情のままに行動する女の子だと思いました。コウ(菅田将暉)との衝撃的な出会いで周りのことが見えなくなる部分や、彼に対しての負けず嫌いに似た感情に熱量を感じました。
――恋愛をはじめ、一直線なタイプの彼女は、演じやすかったですか? それとも演じにくかったですか?
難しかったですね。それは監督が撮影現場で夏芽そのものになっていたので、すでに現場に夏芽が"いた"んです。監督自身が夏芽になって演出しているような錯覚をしてしまい、不思議な感じでした。
――今回の『溺れるナイフ』をはじめ、映画の出演作が続いていますが、女優を始めた頃と今を比べて、何か思うことはありますか?
演じていて素直に楽しいと思うことが増えました。このお仕事をやらせていただけてよかったなと思う瞬間も増えました。はじめたころには表現できなかった感情も、素直に出せたりすると、お芝居は難しいですが、改めて楽しいなと思います。
――よく監督が言われる「上手く演じようとしなくていい」というようなことですか?
そうですね。失敗しても恥ずかしくないし、恥ずかしいと思っているほうが恥ずかしいと思うようになりました。よく見せようとか、いい顔しようとかではなくて、たとえば辛い時もお芝居に転嫁するとか、プラス思考になってきているかなと思います。
――すべてを吸収して演技のプラスにする、メソッドみたいなものですね。今後の作品もとても楽しみです!
当然、落胆することもあるんです。でも後悔しないように現場には常に立っていたいから、全力を出し切りたいです。昔は現場になじめるか心配でしたけど、今は違います。最初の『渇き』(14)から良いめぐり会いが続いているので、今後も大切にして頑張りたいです。
映画『溺れるナイフ』は大ヒット公開中!
(C)ジョージ朝倉/講談社(C)2016「溺れるナイフ」製作委員会
■映画『溺れるナイフ』公式サイト
gaga.ne.jp/oboreruknife/
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