イスラエルとヨルダンの間にある塩水湖、死海。観光地としても人気の場所となっている死海だが、その水位は年間約1メートルのペースで低下しているという。
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その原因となっているのは、死海がイスラエルで生活用水として使われていることや、死海のミネラルの産業の発展にあるという。死海のミネラルは美容用品などに使われることが多い。
そして先日、水位低下の認識を広めるべく、死海を泳いで横断するイベントが開催され話題を呼んだ。参加者たちは顔の肌を守るマスクをつけて泳いだが、それでも、"酸で目玉が焼かれるような"痛みを感じたという。2015年、イスラエルとヨルダンは、死海の水位安定を目指す、9億ドル(約1000億円)のプロジェクトに調印している。
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