動画サイトのおかげで、世界中のサッカーのスーパープレイを気軽に見ることができる便利な時代になったが、それと同じくらいしょぼいプレーも、世界に拡散される世知辛い世の中となった。


ギリシャの下部リーグ、FCコザニと、エスニコスヴァテラのマケドニアという、ギリシャ対決で生まれた両チームのしょぼすぎるプレイがネット上で絶賛拡散中だ。

https://youtu.be/EpuoGYHSX9I


まずは白いユニフォームのコザニの選手がキーパーにバックパス、これがゆるいボール過ぎて相手のFWにインターセプトされる寸前に、焦ってキーパーが前に出るが、チェイシングに焦り無様にペナルティーエリアでボールをカットされてしまう。

ボールを運び込んだ青いユニフォームのヴァテラのFWは、ゴール目掛けてドリブル。もう足元のボールを流し込めばいいだけという誰でも出来そうなシュチュエーションだが、なぜか慎重になりすぎて、ゴール前30センチまで接近してもボールを蹴らない。

石橋を叩きすぎて、シュートに移せないFW、突進してくるコザニの守備陣のタックルをひらりとかわしながらも、結局シュートが打てずに倒れ込んだ選手にボールをカットされゴールを逃す。

動画では再度スローモーションで確認できるが、余りにも優しくないバックパスから始まり、反射神経の鈍いドジっ子キーパー、そして慎重過ぎて何もできなかったFWと、両チームの逸材が見事に絡み合い、類まれに見ぬ下手くそが連続した、「珍」では済まされないお粗末プレーの誕生となった。

こういう時に「みんな必死に頑張ってるんだ!」というフォローを思わず入れたくなるものだが、スロー再生をみれば見るほど「どっちもありえないな・・・」と、そのしょぼさに納得のワーストプレイである。
RSS情報:http://news.aol.jp/2016/12/12/soccer/