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トラックと倉庫のレンタルを宣伝する、強烈キャラのおっさんのトークに超絶ジャズギターを合わせた動画が話題だ。
https://www.youtube.com/watch?v=qoLS9We9hl4
まるでラップのようなリズミカルな英語で、畳み掛けるように自社をPRするおっさん。これに、絶妙かつ複雑なテンションコード進行と、スケールもモードも超越したヘロヘロリードギターを組み合わせるという奇妙な動画が登場。もはや何がなんだかわからない、まるでおっさんのイメージビデオのようなバカ映像に仕上がっている。
※こちらはオリジナルのCM
https://www.youtube.com/watch?v=fjWBi386r-A
もし映像がなかったら実に興味深い音楽になっているはずなのだが、おっさんの映像と喋りのせいで、ひたすら意味不明な動画になってしまっている......が、とても味わい深い。おっさんの喋りの絶妙な間や、微妙な音程まで完全にコピーしており、リードギターの音運びと絡まる和音の複雑さは実際、かなり高度だ。
ちなみにこの動画を製作したのはPublio Delgadoという、(おそらく)ブラジルの(楽器の才能のある)男性。なお、Publio氏は他にも数多くの作品を手がけており、この"(強烈キャラの持ち主の)喋りをジャズギターで完コピする"シリーズは「Harmonizater」というタイトルで多数展開中。意図的なクズ音楽を"スカム・ミュージック"などと呼ぶが、これらは、そのバカバカしさと才能のムダ遣いっぷりに思わずニヤリと笑ってしまう"超高級なスカム"と言えなくもない逸品である。
https://www.youtube.com/watch?v=b0T9JHYLQYA
https://www.youtube.com/watch?v=kubpHrHPU80
RSSブログ情報:http://news.aol.jp/2016/12/29/guitar/