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焼肉おじさん のコメント

サブリミナルの下地となるメディア理論の強力効果論は1930-40年代のアイデアで第二次世界大戦後にはすでに限定効果論に移行して否定されている。民間企業などでは遅れて60-70年代に実験が行われているけれども(戦前に大学生で、この理論を学んだ人たちが40代になり企業運営側になったので古い理論を実践してみた、の流れ)、この効果は否定されている。(ちなみに、同様に刑事コロンボなど60年代から70年代のドラマや映画作品で脚本にしばしばサブリミナルの話がでてくるのは、彼らが若い頃にこの学説を学んでいた影響と言われている)

60年代の研究者はすでにこのことを知っているので、サブリミナル効果が「ある」ので取り入れようといったとの話は眉唾。丸みを帯びた方がまるでサブリミナルのように良い印象を与えますよ、と例示的に示したんじゃないだろうか。これは原著にあたらないと分からないかも。

ちなみに、現在のメディア理論は60年代後半から議題設定効果論が中心で、情報の受け手側に条件が整っていたときに限って影響がでるとするもの(つまり商品名を知っているとか、普段からその商品に接して好んでいる場合にのみ影響がでて、それ以外は受け手側の選択意識の方が強く、影響はでないぞ、って話)
No.17
95ヶ月前
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マクドナルドは、ファストフードチェーンの「生みの親」であることはおそらく間違いないが、「ゴールデンアーチ」とよばれる橋をイメージしたという、そのクラシックな黄色い「M」のロゴには、母親を連想させるサブリミナル効果が隠されているというのだ。 これは、『Fast Food Nation: The Dark Side of the All-American Meal』(エリック・シュローサー著)という書籍で紹介されているもの。この本には、何故人々がマクドナルドに行きたくなるのかを解説する内容が出てくる。 さて、マクドナルドに足を運んでしまうのは、ハンバーガーと女性の胸に似たアーチ、どちらのお陰なのだろうか? 1960年代のこと。マクドナルドは、ブランディングのアドバイスを得るため心理学者を起用した。そして、その心理学者は、サブリミナルで顧客の「無意識」に訴えることが大切ということで、「母なるマクドナルドの胸」と題して、「M」の文字に丸みを持たせるよう助言したという。 マクドナルドのロゴは時代とともに変化しているが、この母親を連想させる丸みを帯びた「M」は、以来現在まで変わらず採用されている。 ■参照リンク http://www.aol.com/
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