ご存じのとおり、新作『スパイダーマン:ホームカミング』でマイケル・キートンが悪役を演じているが、まさかキートンがバットマンがだったとお忘れではあるまい。演じた本人はもちろん忘れるはずがない。

https://www.youtube.com/watch?v=eK-OSTfpdMA


人気トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ』に出演したキートンが、この新作『スパイダーマン』シリーズについて話しをしているところへ、司会のキンメルが口を挟んだところ、言ってはいけないことを口走ってしまったのだ。

キンメル: スパイダーマンは好きだなぁ。もうコミックの主人公の中ではダントツだね。
キートン: 何だって!?
キンメル: スパイダーマンさ。ありゃ変わってるから。
(キートンがデスクに座ったキンメルの首を絞める真似をする)
キンメル: (笑いながら)あぁそうか! 忘れてた、あの映画で悪役だったっけ。共演者は・・・
キートン: そうじゃなくて、俺はバットマンだぞ。何を血迷ったことをぬかしてんだお前は!

場内の観客からは大歓声が上がる。DCコミックスのバットマンはマーベルのスパイダーマンの悪役より愛着の強いキャラクターだということだろうか。

その後キンメルは『バットマン:ホームカミング』での共演者であるトム・ホランドとロバート・ダウニー・Jr.に話を戻そうとするが、キートンはどうもバットマンの話がしたかったようだ。撮影現場ではトム・ホランドとよくバットマンの話題になったという。「言っとくよ、トムは若いのによくできたヤツだ」

ベン・アフレックもキンメルのバットマンへの愛着のなさについて首を絞めに番組に出て来るべきだろう。(もしかすると、キンメルは『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』の出演シーンをカットされたことを根に持っているのかも知れない)

忘れたなどという方はいらっしゃらないだろうが、念のために記しておくと、キートンは1989年、映画シリーズ第1作目となるティム・バートン監督の作『バットマン』で主役を務め、続く1992年同監督の『バットマン・リターンズ』にも再登場している。

『スパイダーマン:ホームカミング』は、日本では8月11日から公開だ。

■参照リンク
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