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昨年7月の中野サンプラザでの初公演以来、2度目となる2月17日東京国際フォーラムでの柏木由紀のソロ・ライブ。
今回のソロデビューシングル「ショートケーキ」(2月6日発売)のリリース記念イベントは、自身のソロ活動としては初のライブ、"寝ても覚めてもゆきりんワールド"というタイトル通り、セットリストの選曲、衣装、舞台の演出に至るまで、随所に彼女の拘りや魅力が凝縮された内容となった。
開演前の「一曲目から立ち上がって楽しんでください。盛り上がる準備は出来てますか?」と期待を増幅させるような自身によるアナウンスに始まり、team B~フレンチ・キスの「口移しのチョコレート」で幕を開けたステージは、AKB48の楽曲や、ユニット曲などを中心にセレクト。
「見えないところで一度1人でやってみたかった」とMCで明かした"いつも感謝 冷静に丁寧に 正確に みんなの夢が 叶いますように"という声に会場全体が一体となり"チームB"と掛け声で応え、AKB48の「初日」のイントロになだれ込むと、前半戦から会場の盛り上がりも最高潮に。
"惜しげもなく素の柏木由紀を見せたい"とファンの期待に答え、ステージ上でヘン顔を披露したかと思うと、「GIVE ME FIVE!」では、ドラムセットに座って叩きながら歌うという難しいパフォーマンス、さらにシングル曲「ショートケーキ」演奏前の映像ではケーキを作るシーンと、様々な表情を見せるゆきりんが、息をする間もなく次々と飛び出す。
中盤にはスペシャルゲストにシングルのカップリング曲「桜の木になろう」で共演したギタリスト、押尾コータローが登場。"無茶なお願いをしていいですか?"と押尾に即興演奏をリクエストとすると【カッコいいゆきりんをイメージした曲】と題しプレイ。柏木が「カッコイイ中にカッコ悪いが入ってた!」と興奮してコメントする通り、さりげなく「カッコ悪い I love you!」のフレーズを盛り込む凝った演出から、ギター伴奏による「桜の木になろう」をしっとりと聴かせた。
また、この日の大きなハイライトは、自身のデビューをテーマに故郷の鹿児島や家族について歌った「火山灰」での一幕。歌詞を噛み締めるように歌う余り、感極まり涙をみせる場面も。「初めてウルッときた」と気丈に振る舞いつつも「みなさんの温かい声援を受けてすごく幸せ」とファンへ感謝の気持ちを表した。
ステージ以外にも、直筆メッセージ入りのゴールドやシルバーのテープが宙を舞い、大量の風船が滝のように流れ落ちる細かな演出、さらに"好きな曲3曲を詰め込んだ"という「ジェラシーパンチ」からのメドレーでのクレーンでの大仕掛けなども彼女の発案がステージ上で形になったものだという。
ステージ後半の挨拶では「3回目のライブもやりたい、あと全国ツアーもやりたい、夢はでっかくいきましょう。」「"ゆきりんワールド"はワールドということで、世界進出はどうですか?」と今後の抱負も明らかにした彼女。
最後は公演のソロ曲として知られる「夜風の仕業」をダブルアンコールで披露し、「ゆきりん」コールが鳴り止まぬ中、深く頭を下げた。
【セットリスト】
「柏木由紀 2ndソロライブ 寝ても覚めてもゆきりんワールド ~夢中にさせちゃうぞっ~」
M01:口移しのチョコレート
M02:遠距離ポスター
M03:初日
M04:ドラゴンフルーツの食べ頃
M05:GIVE ME FIVE!
M06:ショートケーキ
M07:桜の木になろう
M08:それでも泣かない
M09:火山灰
M10:ジェラシーパンチ
M11:クラス会の後で
M12:未来橋
M13:てもでもの涙
M14:ギンガムチェック
EN01:永遠プレッシャー
EN02:言い訳Maybe
EN03:ロマンス・プライバシー
W EN01:夜風の仕業
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RSSブログ情報:http://www.fabloid.jp/2013/02/25/yuki-kasiwagi/