カンヌ国際映画祭のレッドカーペットと言えば、その上を女性がフラットシューズで歩くことが許されていないが、今度はセルフィーが禁止となった。
同映画祭総代表のティエリー・フレモーは、かねてからセルフィーの撮影を減らそうと努めていた。そして今年から、セルフィーは全面的に禁止となるが、どのように施行されるのか明らかにはなっていない。
フランスの映画専門誌「Le Film Français」によると、フレモーは、レッドカーペット上でセルフィーを撮ることで進行が妨げられ、名誉あるレッドカーペットの輝きが失われてしまうと考えているようだ。
ちなみに、上の画像は、女優のジェシカ・チャステインがファンとセルフィーを撮っている場面。以下の画像は、モデルのエミリー・ラタコウスキーとノルウェーのファッションデザイナーのピーター・デュンダスだ。
また、これまで夜に上映される作品は、事前にその朝にメディア向けに上映されていたが、フレモーは、「緊張感」が失われるとこれを禁じた。この代わり、夜に都合が悪い映画評論家らに対して、翌朝に上映される予定だ。「Variety」によると、その日に行われる全上映はプロ、メディア、他のゲストが利用できるという。
第71回カンヌ国際映画祭は、5月8日(現地時間)から開催される予定だ。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
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コメント
コメントを書く出川ピンチ
俳優たちの普段はスクリーン上では見られない楽しげな姿が好きだった。だが一方で見苦しさも感じていたので、以前に戻ると考えれば禁止でいいのかなと思う。