閉じる
閉じる
×
先日、Amazonが2億5000万ドル(約267億円)で『ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)』ドラマシリーズの製作権を得たと報じられたが、ドラマシリーズとしては間違いなく最も高額になるこの計画について驚くべき新情報が届いた。
今回のドラマ化の契約によると、Amazonは2年以内に製作を開始しなければならない。2年とは長い期間のように聞こえるが、Amazonは、少なくとも5シーズンを作る予定で、契約上、この他に、スピンオフも製作可能だ。これらに、どれだけ決めなければならない事があるか考えてみてほしい。
米『ザ・ハリウッド・リポーター』誌が伝えるところによると、驚くべきことに、キャストへの出演料やプロデューサーへのギャラなどを含めたこのドラマシリーズの製作費用は、合計で10億ドル(約1,071億円)以上になる見込みだという。このAmazonの野心と勇気は、評価すべきだろう。
前日譚となるこのドラマシリーズのキャストは誰になるのか、どんな切り口で描かれるのかが今から楽しみだが、『ザ・ハリウッド・リポーター』は、興味深いことに、「Amazonは映画版の素材を使うかもしれない」と伝えている。『ロード・オブ・ザ・リング』原題タイトルにある"THE FELLOWSHIP OF THE RING(指輪の仲間)"が示すように、本作はホビット族の話となるはずだ。もしくは、仲間になるまでの道のりが描かれるのかもしれない。
映画版『ロード・オブ・ザ・リング』の監督、ピーター・ジャクソン氏が製作総指揮に加わるのかどうかは不明だ。あとは彼次第とのことだが、映画の一部が使われるとなると心中穏やかではないだろう。
最近、ロイターが報じたAmazonの内部情報によれば、2シーズンで5億ドル(約536億円)、もしくはそれ以上の製作費が掛かると言われていた。つまり4シーズンで10億ドル、5シーズンなら...スピンオフの可能性は抜きにしても相当なものだ。
仮に失敗しても、この企画を立ち上げたAmazonには敬意を払うべきだし、成功すれば、Amazonは配信サービスの競合の中でも一線を画す存在となるだろう。
■参照リンク
http://www.moviefone.com/
■関連ビデオ
RSSブログ情報:https://news.aol.jp/2018/04/10/lord-of-the-rings-series-details-5-seasons-spinoff-1-billion/
コメント
コメントを書く
他8件のコメントを表示
昔からの日本の安い資金で良いものを作れなんて言う無茶ぶりに比べれば良い報告
ユーレイのコメントは間違っている
いくら製作費をかければ最も面白いドラマ/アニメが作れるかは非常に興味深い
製作費の安さをたたくならけものフレンズとかを否定しかねないし
1日で作っても傑作は傑作
1年で作っても駄作は駄作
に通じるものがある。でもクリエイター達が安心して作品作りに没頭できる環境つくりには
ある程度のお金が必要なのは確か。
上からいいモノを安く作れというのは問題だけど、いいモノを安く作るのが理想ってのは事実でしょ。
それとは関係ないけど、お金のある大企業がビッグタイトルを買い取って続編作るっていうのは、スターウォーズみたいに雰囲気が変わっちゃわないか心配ではある。
まずその製作費が何に宛がわれてるのかはっきりしないと驚くに驚けないんだよなぁ。撮影に必要なもの以外にかけてたらどうすんのよ?
蔦屋も映像自作するって言うけどノウハウないのにどうすんだ
作るのはいいがトールキンの名前に泥を塗るような駄作は作らないでくれ
すごい製作費だ…シン・ゴジラが13億だっていうんだから海外の映像事情は日本とは桁違いだねぇ
シルマリルの物語 やってくれないかなあ
プライムで見れるのならぜひ見たい
小説に中身全部省略せずににやって。(はぁと)ホビット庄を出発して緑竜館に到着するまででもクッソ長いから。