米フロリダ州の海岸に打ち上げられたウミガメの赤ちゃんが亡くなり、解剖を行った所、体内から、104個もの細かいプラスチック片が見つかった。

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海岸の保全や教育活動を行う「Gumbo Limbo Nature Center」は、同州ボカラトンの海岸で"手の平に収まる"程の大きさのウミガメの赤ちゃんを発見したものの、しばらくして命を落としたという。その後、同センターは、ウミガメと解剖で体内から見つかった104個のプラスチック片を並べた画像をフェイスブックで公開。すると、大きな反響を呼んだ。

同センターは、投稿の中で「Gumbo Limboでは、カメが海岸に打ち上げられる時期を迎えています。そして、私たちの助けを必要とする小さなカメたちが海岸線に打ち上げられています」と述べ、以下のように続けている。

「不運にも、打ち上げられたカメがすべて生き残る訳ではありません。私たちが保護をしたカメの中で、生き残れなかった個体の消化管の中には100%プラスチック片が混入しています。手の平に収まるであろう大きさの、このカメは、104個のプラスチック片を食べていました。これは、海からプラスチックをなくすために皆が役割を果たす必要があると教えてくれる、悲しい教訓となるでしょう」。

https://www.facebook.com/GumboLimboNatureCenter/posts/2634533676604014


■参照リンク
http://www.aol.com/

■関連ビデオ
RSS情報:https://news.aol.jp/2019/10/08/104-pieces-of-plastic-found-in-stomach-of-baby-sea-turtle-that-died/