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教育大手のベネッセコーポレーションは、3月25日より「進研ゼミ」小学講座に専用タブレット端末で学習できる「チャレンジタッチ」の配信をスタート。そのオープニングセレモニーである「チャレンジタッチ入学式」が、東京・表参道ヒルズで行われた。


入学式には、母親代表にタレントの北斗晶、父親代表にお笑い芸人の土田晃之、先生役としてデジタル教育の専門家で慶応大学の中村伊知哉教授が登場。さらに全国から選ばれたという小学生の子どもたち5人が「チャレンジタッチ」を体験した。

中村教授は「チャレンジタッチは、子どもとのつながりを感じられる安心できる教材」とコメント。従来の紙媒体との違いについても「映像と音があって楽しい、ここがポイントだよと教えてくれてわかりやすい。また親子でコミュニケーションが取れるのも魅力」と解説。

「チャレンジタッチ」は、「書いて学習する」ことにこだわったオリジナル学習用タブレット「チャレンジパッド」を使用。最大の特徴は、まるで先生がその場にいるような授業形式で、即座に子どもの解答に合わせて、一人ひとりに合わせた解説を提供する点。さらに保護者に子どもの学習進捗をメールで連絡する機能も搭載した。

実際に端末に触れた感想を「働くママの味方」と語った北斗。忙しい時は、子どもをその場でなかなか褒められないので、離れていても褒められてうれしいという。また「いつも断っていたクイズ番組にも出られるかな」と自身での利用にも触れ会場の笑いを誘った。またプロレスラーを引退した夫の佐々木健介さんについても「けっこう頭、打ってますからね。夫婦そろって1年生からきっちりとね」と家族での使用を検討しているとも。

土田は「何でここがわからないのと親に責めさせない仕組みがいい。ついつい怒りがちな親だけど、ここが伸びたという連絡がくることで、こういうところができるようになったんだなとほめることができる」と評価。すでに4人の子供たちが進研ゼミを利用しているといい、土田のイクメンぶりを垣間見ることができた。

スタート時点ですでに30万人が申し込んでいるといい、期待の大きさが伺える「チャレンジタッチ」。政府の「教育の情報化ビジョン」では、2020年までに小中高校の生徒1人に1台のタブレット端末を整備する目標を定めている。ベネッセの試みを皮切りにますます教育情報化の流れが加速し、子どもたちの学ぶ意欲と学力に変化をもたらすことに期待したい。

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