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現地時間2月8日に行われた第57回グラミー賞受賞式。ここで、ヒップホップ界のヤンチャ帝王カニエ・ウェスト(37)が、ベックのアルバム賞受賞時に檀上に乱入するというハプニングが起こった。



この出来事を聞いて思い出すのが、2009年、「MTV Video Music Awards」でテイラー・スウィフトの受賞スピーチ中に、泥酔したカニエが乱入。マイクを横取りし「この賞はビヨンセが受賞すべき」とのたまい、世界中をドン引きさせた事件だ。テイラーはもちろん、いきなり名前を出されたビヨンセも大迷惑。その後カニエはツイッターでテイラーに謝罪、「テイラーに美しい曲を作ったのでよかったら受け取ってもらいたい。ダメなら俺が歌う」と言うほど、いたく反省する騒ぎとなったものだった。(現在二人は仲直り。)

そんな"前科持ち"のカニエだったため、今年のグラミー賞でベックが名前を呼ばれ檀上に上がった際、カニエがすかさずその後を追いかけて行ったときには、その場にいた関係者全員が凍り付いたに違いない。動画では、妻のキム・カーダシアンがカニエを止めようとして失敗し、さらにはビヨンセ&Jay-Z夫妻が「え、ちょっ...!」という表情を見せているシーンがしっかり収められている。ビヨンセに至っては「Kanye, No!!!!」と言ってそうな口の動きだ。

しかしこれはカニエ流のジョークだった模様。途中ですぐに降りてきて客席に戻っていった。皆の安堵の表情が秀逸である。

【動画】http://youtu.be/NV-ZlHFzQC4






とはいえその後のインタビューでカニエは、「俺は、ビヨンセがアルバム賞を獲るべきだったと思ってる。ベックは賞を彼女に譲るべきだった」と語っており、今回もビヨンセが原因にあったようだ...。

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