若干23歳の女性起業家ローレン・シンガーさんは環境意識が高く、過去2年間にわたって廃棄物をほぼ出さない「ごみゼロ」のライフスタイルを実践しているという。
彼女が「ごみゼロ」活動を開始したのは、ニューヨーク大学で環境科学を専攻していた頃。彼女が廃棄物を減らすために日常的にやっていることは、歯磨き粉、制汗剤、洗濯洗剤を手作りすることだ。
この取組みを紹介した動画では、ココナッツオイルや重曹、ペパーミントオイルのみを使用して、実際に歯磨き粉を手作りする様子を見ることができる。彼女が設立した<The Simply Co.>は、環境に優しい企業として手作り製品を販売していくという。
https://www.youtube.com/watch?v=ZkOPTfFFJec
彼女のブログによると、自宅の冷蔵庫を開けたときに、ほとんどの食料品がパッケージ包装されているのに気づいて衝撃を受け、自分が偽善者のように感じてプラスチックを使わずに生活するとを決意したそうだ。
もちろん2年間のごみゼロ生活は厳しかったようだが、スーパーマーケットでは包装された商品を買わないように、バッグやボトルを持参して量り売りされている商品を買うように、洋服は新製品ではなく古着を買うように、そしてバーでカクテルに付いてくるストローや買い物で渡されるビニール袋・紙袋・レシートは不要と伝えるようにしたという。
そして<KICKSTARTER>で手作り洗濯洗剤プロジェクトに寄付を募ったところ、目標1万ドルの4倍以上もの金額が集まった。この資金を元にして、今年中に重曹・洗濯ソーダ・カスティール石けんという3種類の原料のみで作る洗濯洗剤を発売する予定だとか。そんな若き美人起業家による環境活動に、世界中からサポートが集まっている。
【参照リンク】
・http://www.odditycentral.com/news/this-woman-has-produced-only-a-jar-full-of-trash-in-the-last-two-years.html
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