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Filed under: カルチャー, 映画, 男気, 全社必見
「痛すぎるぜ...」インドネシア発の超過激アクション映画『ザ・レイド』(2011年)の壮絶な格闘シーンを集めた映像がスゴい。
https://youtu.be/4fps6xgInJ4
麻薬王が支配する、全ての住人が敵と化した高層マンションにSWAT隊員たちがわずか数十人で突入。プロットを聞いた時点で「死ぬだろそりゃ」と諦めムード必至だが、一般ユーザーによる"勝手に編集動画"は、イコ・ウワイス演じるSWAT隊員ラマの格闘シーンを寄せ集めた、0.5秒に1回は痛いという激痛ミックスに仕上がっている。
そんな『ザ・レイド』は、敵味方問わず登場人物すべてが何かしらの格闘スキルを持っていたり凶器を使ったりするのだが、やはり注目したいのは最強の格闘技シラットだろう。とはいえ、マンションの狭い通路内で四方八方から襲ってくる敵(しかもナタを振り回してたりする)をバッタバッタとなぎ倒していくラマは、声を出して応援せずにはいられないほどの必死さだ。
極め、殴り(蹴り)、刺す...という必殺スタイルは観ていてスカッとするものだが、状況が絶望的すぎて直視できないレベル。『オールドボーイ』(2003年)のように敵がフツーのチンピラばかりならまだいいが、同作の場合はヤヤン・ルヒアン演じるシラットの達人マッド・ドッグが強すぎて「もうアカン...」と頭を抱えたくなる。
アクションとアクションの隙間にストーリーが添えられているという感じの『ザ・レイド』だが、ぜひ続編『ザ・レイド GOKUDO』(2014年)と併せて拳を握りしめつつ鑑賞しもらいたい傑作だ。
https://youtu.be/SNqG_wxeVO8
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