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LINEにツイッター、SNSのチェックなど、1日中スマートフォン(以下、スマホ)を向き合う人が多い今の時代。だが長時間、前かがみの姿勢でスマホを使い続けた結果、首を痛める人が増えているという。

https://youtu.be/2FhG0o8U8-8


米<7 News>の報道によると、10代の若者は1年で5,000時間近くをスマホの使用、それも通話ではなく文字を読むことに時間を費やすという。これが、最近日本でもメディアで頻繁に取り上げられている"スマホ首"につながるそうだ。

米コロラド州にあるヘルスソース・カイロプラティックのチャド・コッター医師は、患者が低年齢化していると指摘したうえで、「"スマホ首"とは、頸椎の理想的なカーブが減少し、前方に傾いてしまう状態です」と説明する。

映像に出てくる少女、サラさんも1日に数時間をスマホに費やしている若者の1人。「(最初は首が)ただ"痛い"だけだった。でもそれによって、集中力が失われていったの」と訴える。コッター医師によると、人の首の理想的な前弯角度は40度くらいだそうだが、サラさんのカーブは失われ、いわゆる"ストレートネック"よりも進んだ逆向きのアーチ型になってしまっていた。

「肩の緊張状態は、首の痛みや頭痛を引き起こします。さらに腕のしびれや疼きにつながることもあり、高校生でもこの状態を訴える人がいるのです」と、コッター医師。「子供たちは(自分の症状を)どうやって親に説明したらいいのかわからないのです。うまく言葉にできないので、親御さんも深刻な状態になるまでとりあわないのです」。

サラさんはコッター医師のもと、肩のエクササイズなどで治療を続けている。映像の最後では、番組のリポーターが、メールを打つときはスマホを普段よりも高く掲げたり、立って背筋を伸ばすことも大事だと話していた。

【参照リンク】
http://arbroath.blogspot.jp/

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