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【本日20:00〜放送】石岡良治の最強伝説 vol.71 ちいかわ

ご視聴はこちら→https://live.nicovideo.jp/watch/lv344130624

今回の最強伝説は、『ちいかわ』徹底総括をお届けします!
『ちいかわ』とは何か。ナガノワールドとは何か。いまだその全貌を語ることが困難に思われる「ちいかわ」現象について、ついに批評家・石岡良治が語ります!

▼放送スケジュール
2/19(月)20:00 start

ハッシュタグは #石岡良治の最強伝説

▼出演者プロフィール
石岡良治(いしおか・よしはる)
1972年東京生まれ。批評家・表象文化論(芸術理論・視覚文化)・ポピュラー文化研究。
東京大学大学院総合文化研究科(表象文化論)博士後期課程単位取得満期退学。
早稲田大学文学学術院(文化構想学部)准教授。
著書に『視覚文化「超」講義』(フィルムアート社)
『「超」批評 視覚文化×マンガ』(青土社)
『現代アニメ「超」講義』(PLANETS/第二次惑星開発委員会)など。
twitterはこちら https://twitter.com/yishioka

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  • 第八章 超‐感覚的なものの浮上――モダニズムの核心|福嶋亮大(後編)

    福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 6、感覚の雪崩――ヴァージニア・ウルフの『灯台へ』  ヴァージニア・ウルフの一九一九年のマニフェスト的な評論「現代小説」には、その重要な手がかりが記されている。 ちょっとの間、普通の一日の普通の心を調べてみよ。心は無数の印象を――些細な、とてつもない、はかない、あるいは鋼の鋭さで刻まれた印象を受け取っている。あらゆる面からその印象はやってくる。それはおびただしい原子のたえまないシャワーだ。そして、それらの印象のシャワーが落下し、月曜日ないし火曜日の生活へと自らを形成するにつれて、そのアクセントは以前とは変わる。重要な瞬間は、ここではなくあちらに訪れるのだ。[14]  何でもない日常の心を仔細に観察すると、そこには無数の原子化した印象が離合集散するさまが浮かんでくる――こう述べるウルフは自らの小説においても、五感に根ざしたリアリズムのプログラムを、その臨界点に推し進めた。彼女の狙いは、不定形のまま揺らめき続ける無数の印象の戯れを、「カメラ(部屋)」の図像として所有するのではなく、言語を超えた「ヴィジョン」として図示することにあり、絵画で言えばセザン...

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  • 第八章 超‐感覚的なものの浮上――モダニズムの核心|福嶋亮大(前編)

    福嶋亮大 世界文学のアーキテクチャ 1、五感に根ざしたリアリズム  小説の台頭は、それ自体が世界認識のパラダイムの変化と結びついている。私はここまで、それを初期グローバリゼーションと植民地の拡大という政治的な観点から説明してきたが、そこに心理的な次元での変革が関わっていたことも見逃せない。例えば、英文学者のイアン・ワットは名高い研究書『小説の勃興』のなかで、デカルトやジョン・ロックの哲学と、それに続くデフォーやリチャードソン、フィールディングら一八世紀イギリス小説のリアリズムの共通性について論じている。「近代のリアリズムは〔…〕真実は個人の五感を通じ、個人によって発見され得るという立場から始まっている」[1]。  近代以前の世界認識においては、神やイデアこそが不動の「リアル」であり、人間の移ろいやすい五感で捕捉された情報は、あてにならない不規則な現象として処理された。しかし、近代の文化はこの前提そのものを転倒させ、むしろ個人の感覚器官において時々刻々と受容されるデータこそをリアルなものと見なし、それを思考の出発点とした。ワットによれば、それは「新奇〔ノヴェル〕なるものを前例のな...

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  • 中心をもたない、現象としてのゲームについて 第38回 第5章-4-5循環のバリエーションを考える:4つの観察モデル|井上明人

    ゲーム研究者の井上明人さんが、〈遊び〉の原理の追求から〈ゲーム〉という概念の本質を問う『中心をもたない、現象としてのゲームについて』。   「レベル上げ」や「素材集め」などの「作業」が一概に攻略のための「手段」とは言い切れないように、ビデオゲームにおける「目的ー手段」の関係は構造的に不安定さを抱えます。今回はゲームにおける「目的ー手段」関係の揺らぎを理論化し、ゲームを楽しむ体験がどのように構築されているか考察します。 井上明人 中心をもたない、現象としてのゲームについて 第38回 第5章-4-5 循環のバリエーションを考える:4つの観察モデル 5.4.5.1 共通の性質をもったものたちは、どこまで同じものか?  さて、少し話の論点が増えてきたので、話をあらためて整理していきたい。  ここまで大雑把に、逸脱と循環の双方があるようなプロセスについて述べてきたが、逸脱と循環の双方の側面を持ちうるようなプロセスとして、いままで挙げてきたものは次のようなものだった。 ・プロスポーツ選手による、上達戦略のメタ的再構築(意図的な再構築によるもの)を通した訓練[19] ・プロスポーツ選手による、同じ訓練に...

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  • 12/16(土)開催! 2023年をまるごと振り返るトークショー「PLANETS大忘年会2023」

    PLANETSと東急株式会社が共同で、 渋谷から新しい文化を発信することをテーマに開催している「渋谷セカンドステージ」、今回は年末恒例の年忘れイベントです。 今年も2023年の時事総括を、3部構成で行います。 第1部は2023年のカルチャーシーンについての、 第2部は23年からスタートした宇野常寛が主宰する「庭プロジェクト」 メンバーによるこれからの都市開発についてのセッションをお届けします。 そしてメインステージとなる第3部ではパレスチナからジャニーズまで、「23年のニッポン」を総括する座談会をお届けします。 政治からサブカルチャーまで、 1年をジャンル横断的に振り返るイベントにぜひお集まりください。 ご参加は こちら から! ▼タイムテーブル 14:00〜15:00 【第1部】2023年のカルチャーシーンを総括する座談会( PLANETS批評座談会 SPECIAL) 明石ガクト/成馬零一/吉田尚記/宇野常寛 16:00〜17:00 【第2部】都市のスマート化とポスト「新しい生活様式」 をめぐってーーアフターコロナの街づくりと「庭プロジェクト」 井庭崇/鞍田愛希子/田中浩也/吉川稔/宇野常寛 18:00〜20:00 【第3部】2023年のニッポンを総括するー...

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