この時期になると街にはクリスマスツリーが点灯しホリデイシーズンの演出するものだが、ニューヨークのスタテン島のショッピングモールが今年クリスマスのイルミネーションを中止することが明るみになり、買い物客がモールでのショッピングのボイコットを呼びかけるという事態が起き話題になっている。



実はこのスタテン島モール、お客さんに一切イルミネーションの点灯を中止することを公表しておらず、こともあろうにモールのFacebookページで常連客が行った質問から発覚。これを受け、ジョー・ディマリオさんという1人の買い物客が「サンタをケチるな モールの運営は買い物客にクリスマスを!」と今年のモールでのショッピングをボイコットする呼びかけをサイト上で展開した。

その後、Facebook上で2万人が彼の声掛けに応じたことから、モールの運営者はツリーの点灯と、恒例のサンタパレードを来年再開することを約束した。

モールの担当者は「サンタバレードの中止でお客様がガッカリしていることを認識しています。我々スタテン島モールはコミュニティーのパートナーであることを誇りに思っており、お客様の意見にまごころを込めて応じる次第です」と平謝りの声明を出したものの、今年サンタバレードを行わない理由は明らかにしなかった。

一連の騒動で、まだ客足にどれほど多くの買い物客に影響があるか評価するには時期尚早ではあるが、ネット上で呼びかけたディマリオさんは店に戻ってくれると言ってくれたようだ。ある買い物客は「結果的に地域のコミュニティーも店の価値を再認識し、モールをサポートする気持ちになる切っ掛けとなったのでは?」と語っている。

■参照リンク
http://www.aol.com/

■12月のAOL特集
ハリウッドスター達も昔は若かった!嬉し恥ずかしお宝フォト集
RSS情報:http://news.aol.jp/2015/12/02/statenisland/