11月30日に放送されたTBSラジオの番組『伊集院光 深夜の馬鹿力』で、伊集院光が最近よく聴いている歌手について語り、話題を呼んでいる。
伊集院は、「(今日は)珍しく自分で一曲目選んだのよ」「ちょっと久しぶりにハマりました」と説明し、シンガーソングライター黒木渚の『アーモンド』という楽曲を番組内で流した。
伊集院は、先日HKT48の指原とザキヤマがMCを務めるフジテレビ系列の深夜番組『指原カイワイズ』に出演、指原の界隈で「最近キテる人」をゲストに呼び、独特で文学的な歌詞が特徴のシンガーソングライター黒木渚が登場し共演した。
「雰囲気のある人で。良かったのは、こういう歌を歌う、そういう雰囲気の人って、なんつーのかな・・・"ワールド"が凄くて。"ワールド"が凄くて面倒くせぇってことが多いじゃないですか」と語る伊集院。しかし黒木本人はそのような"ワールド"が一切なくすんなり入り込めたようで、中でも『アーモンド』という曲が好きなのだとか。
『アーモンド』は「首に腫瘍のあるハトは 今日も時計台の下にいる 都会の小さな公園で はじかれてしまった透明な存在」という歌い出しから始まる曲で、「歌い出しが『首に腫瘍のある鳩は...』・・・て。凄くない? 俺に言わせれば、鳩、気持ち悪ぃじゃん。元々鳩気持ち悪ぃんだよ。だって、目が二重丸なんだから(笑)。目が割りと正確に二重丸なんだから。にも関わらずその鳩の中で良いところを探しなさいって言ったら、首のあのグリーメンタリックな部分じゃない?(笑)」「にも関わらず、その首に腫瘍のある、ちょっと可哀想な鳩が群れから外れていて。それに見てアーモンドをあげるっていう・・・。マカダミアンナッツではなく(笑)。マカダミアンナッツだとちょっと贅沢感が出るじゃないですか。アーモンドが良いんです」とその独特の歌詞の世界観を称えた。
「首に腫瘍のある鳩に、アーモンドをあげてる。そして、香ばしいみたいな。歌詞の使い方みたいなのが、とても良くて」とかなり気に入ったようで、「俺の中で思ったのは、西野カナの真逆の良さみたいな。『分かったよ』みたいなことを繰り返し歌って、『そんなに会いてぇんだ』っていう。会いたい歌を、『会いたい』って歌うんだって(笑)。その感じとかがストレートで、ちゃんとウケる人がいるワケじゃん。その同じ世代に、この分かりにくい歌詞もウケるんだ!っていうのが、ちょっとなんかグッときてね。最近、ちょっとよく聴いてます」と語った。
ネット上では「黒木渚推してくるねぇ」「伊集院さん、黒木渚にハマってるのか!」「なるほど。黒木渚って歌手はあんまり震えないんですね」「伊集院さんがハマるとは!要チェックだろ」など様々な声が挙がっている。
先日お仕事でご一緒した伊集院さんがラジオでアーモンドを流して下さいました!アルバム聴いて下さったんですね!本当に感激だ...。 #ijuin
- 黒木渚 (@KurokiNagisa) 2015, 11月 30
■参照リンク
黒木渚
http://www.kurokinagisa.jp/
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