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せっぱ! 『モンスターハンタークロス』ってこんなゲーム!
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せっぱ! 『モンスターハンタークロス』ってこんなゲーム!

2015-11-16 22:30
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こんばんは、“狩りぷれっくす”管理人の江野本ぎずもです。

前回は、『モンハン』をよく知らない人にこのシリーズをオススメするための記事を書きましたが、今回はさらに突っ込んで、『モンスターハンタークロス(MHX)』についての事前情報をまとめてみたいと思います。


■『MHX』発売まで、あと……12日しかないじゃん!

まずは、基本情報からおさらい!

『MHX』の発売日は2015年11月28日(土)、つまりあと12日!!
『MHX』体験版の配信は2015年11月19日(木)、つまりあとたったの3日!!!

いよいよ発売間近、盛り上がってきましたよねー、わっくわく!
まずは、明々後日に迫っている体験版の配信!
発売が近いから体験版はいいかなーと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、『MHX』はやれることがほんっとおおおに多い!!! ので、体験版で肩慣らしをしつつ、ぼんやりながらも全貌を把握して、製品版では何から始めたらいいかの目星をつけるのがいいんじゃないかなーと個人的には思います。
製品版を思いっきり楽しむための準備運動になる、はず!
体験版の内容などはコチラの記事を確認してくださいね。
【リリース追記】『モンスターハンタークロス』の体験版が11月19日より配信決定、初級~上級までの3クエストがプレイ可能

すでに予約されている方も多いと思いますが、発売当日にはこんなイベントの開催も発表されました。
『モンスターハンタークロス』ビックロにて発売記念イベントを11月28日6時40分より開催決定!

東京近郊にお住まいなら、発売記念イベントに参加して盛大に狩猟解禁するのもいいかも!
もちろん江野本も馳せ参じる予定でございます。

イベントというとどうしても都内が多く、遠方で参加できない方には毎度申し訳なく思うのですが、ちょっと遠出をしてでもぜひ行ってほしいのがモンスターハンターフェスタ!
【リリース追記】モンスターハンターフェスタ'16の開催が決定! 2016年1月10日の東京大会からスタート

公式大会の参加募集受付は12月3日(木)から、発売後すぐなのでいまから予定に入れておくべし!
イベントには参加できそうもないという方も、“狩りぷれっくす”ではできる限りイベントに足を運んでリポートしていきたいと思いますので、どうぞおつき合いくださいね。


■『MHX』はパーソナルな『モンハン』!

さて、それでは『MHX』について事前に公開されている情報をまとめてみましょう。
相変わらずの江野本視点でご紹介しますので、あしからずご了承くださいませ。
もっとフラットに、全体像をつかみたいぞ! って方は、『MHX』公式サイトをつぶさにチェックすることをオススメいたします。

『MHX』はこれまでの『モンハン』と何が違うのか?
それはもう一目瞭然、タイトルからして違いますよね。
忘れもしない2015年5月31日、“モンスターハンター ハンターの集い 2015”で『MHX』が電撃発表されたときには、「あれ!? 『MH5』じゃなくて『MH10』?」なんて声が聞かれたもんでした。
『モンハン』シリーズにはこれまで、ナンバリングタイトル(初代『MH』から『MH4』まで)と、そこにG級を追加した作品(『MH4G』など)、業界的に据え置き機がメインだった時代に出されたポータブルシリーズ(『MHP 3rd』など)がありましたが、『MHX』のような位置づけの作品ってなかったですよね(大阪開発のメインストリームで作られたタイトル群の中で)。
『MHX』というタイトルからは、ナンバリングではなく、Gでもなく、その流れから派生したチャレンジングな作品であることが伝わってきます。

じゃあいったい、『MHX』はどんなコンセプトで生み出されたのかというと、発表当時、ティザーサイトでは一瀬(泰範)ディレクターが「キーワードはパーソナル」とコメントされていました。
じつは、いま探してみたらこのコメントを発見できなかったんですけど、どこかに残ってないかな? ご存じの方いたら、教えてください!
パーソナルな『モンハン』ってどういうことなのか、当時はいまいちピンときませんでした。
でも、その後いろいろな情報が公開されて、「自分なりのプレイスタイルを追求できる」、「自分の思う“かっこいい”を表現できる」ってことなのかなーといまはぼんやり思っています。


■私的解説! 狩猟スタイル

パーソナルな『モンハン』を実現すべく、もっともチャレンジしているのは、“狩猟スタイル”の導入でしょう。
『MHX』には全14種類の武器種が登場しますが、これらにはさらにそれぞれ4つの狩猟スタイルというものがあるんですね。
『MHX』公式サイトの狩猟スタイル解説はこちら

『MH4G』準拠で、バランスの取れたアクションが可能なギルドスタイル
アクションの連携がもっともシンプルで、後述する狩技を最多の3つ装備でき、狩技ゲージも溜まりやすいストライカースタイル
モンスターなどを踏み台にして“踏みつけ跳躍”を行い、ジャンプ攻撃が可能になるエリアルスタイル
ジャストタイミングで回避やガードをする“ジャストアクション”をくり出すことで、その後に特殊な攻撃や行動が可能なブシドースタイル

江野本はこれまでに行われた3つの体験会で、いくつかの武器といくつかのスタイルを試していますので、個人的に感じたことを率直に書いてみます。
まず、誤解されている方がけっこういらっしゃると思うんですけど、エリアルやブシドーは従来のアクションに空中やジャストアクションがただ追加されているわけではなく、追加された分、削除されているアクションがあります。
武器種にもよるので、違和感なく使えるものもあると思いますけど、ただ「乗り放題!」とか「避け放題!」というイメージを持たれているのだとしたら見当違いなんじゃないかなーと思う。
そもそも、「ブシドースタイルは玄人向け」という説をよく見聞きするんですけど、個人的にはエリアルもブシドーも「使うのは簡単、使いこなすのは難関」と思ってます。
ブシドーが玄人向けと言われるのはおそらく、ジャストのタイミングで回避やガードをする必要があるからでしょう。
でも、このジャストのタイミングってじつはそんなにシビアじゃなく、回避に関しては「回避性能+2か+3を発動させているようなもの」とおっしゃられる方も。
たとえば、江野本はナルガクルガの咆哮を奇跡の確率でしか前転で回避できませんが、ブシドースタイルを使っていればほぼほぼジャスト回避が可能です。
ただし、ジャスト回避は回避しただけでは、「スタタタター」とムダにかっこよく走り抜けるのみ。
この「スタタタター」中に、特殊な攻撃、行動アクションに派生させなければ、ブシドーを使いこなすことにはならないんですね。
ただ避けたいだけなら、それこそ回避性能スキルがあるし、ジャスト回避後の「スタタタター」は隙も大きく、先ほど言ったようにブシドーは削られている攻撃もあるので、オススメはできません。
だったら、その特殊な攻撃、行動アクションにつなげればいいんでしょ、ってことなんだけど、ジャスト回避後の攻撃をモンスターの弱点にちゃんと当てるのは相当難しい!!
しかも、ジャストアクション後の派生は超強力なものばかり、逆に通常の攻撃は従来の強力なものが削られている場合も多いので、これを当てていくことが最重要課題になるんですよね。
いままでなら、「弱点に攻撃当てるの難しいし、狙いすぎて逆にやられちゃうし……そうだ、ワナ使おう!」という発想になっていた方も多いと思うんですけど(ワシじゃよ)、ブシドースタイルではモンスターを拘束する最大のチャンスに、自身の持つ最強の攻撃をくり出すことすらできなかったり……。
エリアルスタイルについても、同じことが言えます。
ただ踏みつけ跳躍をするだけなら、それ自体は難しくありませんが、ジャンプから派生する強力な攻撃を弱点に当てられるかというと話は別。
「弱点に当たらなくても、ジャンプ攻撃を当てて乗ってしまえばこっちのもの」とも思いますけど、『MHX』は以前よりも乗りにくくなっており(少なくとも体験版では)、乗り中心で立ち回りを組み立てるのは難しい気がします。
それなりにシリーズを遊んできているハンターさんなら、どんなモンスターでも「この攻撃をこんなふうに避ければあそこであの攻撃を当てられそうだな」と推測して動くことができると思います。
それが、どこから踏みつけ跳躍するとどこに攻撃を当てられるのか、イチから検証して、狙いたい部位をしっかり狙えるようになるにはどれくらいかかるのか……。
ただ「飛んだー!」とか「避けたー!」とかワイワイ楽しむだけならすぐにでもできると思うけど、飛んだ後、避けた後の行動まで完遂してこそのエリアルとブシドー。
ギルドスタイルを使うのと変わらないくらいにストレスなく狩れるようになるには、たぶんある程度の時間が必要なんじゃないかなあと思います。
もちろん、その分やり甲斐があるというものですけどね!!

それぞれ武器種によって事情は異なりますし、とくにジャストガードが行えるランス、ガンランス、チャージアックスについては江野本はまったく触れておらず、何も語ることができないのですが、ざっくりそんな印象を持っております。
さらに言えば、あくまで現時点での印象なので、体験版が配信されて一夜経ったころにはまったく別のことを言ってる可能性もあります。
あしからずご了承くださいませ……!

なんだか難しそうだなあと感じた方、どれを使っていいのかわからんとまで思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、これだけは声を大にして言いたい!
迷ったら安心安全のギルドスタイル!!
クエストによって気軽に狩猟スタイルを変更することができるので、気負わずにまずはギルドスタイルで行き、慣れてきたら別のスタイルを試せばいいのかなと思います。
でも、いつかは「このモンスターでベストタイムが出せるのはこの武器×このスタイル!」、「このモンスターをいちばんかっこよく狩れるのはこの武器×このスタイル!」なんて、自分なりの立ち回りを見つけることができたらいいですよね。
それこそが、パーソナルな『モンハン』になるんじゃないかなーと思います。


■狩技使うならストライカースタイル!

『MHX』の新アクションと言えば、狩猟スタイルだけではなく、狩技も超重要!
それぞれの武器固有の狩技のほかに、全武器共通の狩技もあり、特殊な攻撃からサポート系までバラエティ豊かな狩技が存在するようです。
すでに発表されているものだけでも、どんなふうに使うか考えると楽しい!
『MHX』公式サイトの狩技解説はコチラ

狩猟スタイルの説明でもチラっと言いましたが、狩技は狩猟スタイルによって装備できる数が異なります。
ギルドスタイルは2つ、エリアルとブシドーは1つ、そしてストライカースタイルなら3つ装備できるんですね。
ストライカーは攻撃の連携がもっともシンプルで、「『MHP 2nd G』に近い」という声も聞きます。
その分、狩技を数多く装備でき、攻撃を当てることで溜まっていく狩技ゲージも溜まりやすくなっている、というわけ。
これも武器種によると思うんですけど、攻撃力アップ系の狩技と強力な攻撃の狩技を重ねがけできたりする武器なんかはストライカーがオススメ。
あるいは、サポート系の狩技を3つ持って、スーパーサポート要員を務めるのも楽しそうです。
どの狩猟スタイルにどの狩技を合わせるのか、追求しがいがありそう!

ちなみに、狩技というと必殺技をイメージしている方もいらっしゃるかもしれませんが、そこまで超強力な技というのは存在しないようです(少なくとも、体験会でプレイした限りではそう思います)。
たとえば狩猟笛の“音撃震”という狩技は、「この武器の持つ攻撃の中でもっとも攻撃力が高い」とアナウンスされていましたが、それだけで確実にひるんだりするようなものじゃありません。
立ち回りの中に狩技をどう組み込んでいくかにも、一考の余地がありそうです。


■魅惑の4大メインモンスター!

これまでの『モンハン』シリーズには、それぞれの看板を背負った1頭のメインモンスターがいました。
初代『モンハン』(無印)ならリオレウスだし、『MHP 2nd』ならティガレックス、『MHP 3rd』ならジンオウガといったように、各タイトルのパッケージに描かれることから「パッケージモンスター」とも呼ばれてますね。
『MHX』では、パッケージに描かれているのはディノバルドではありますが、ガムート、タマミツネ、ライゼクスの3頭を含めて「4大メインモンスター」を謳っているんです。
ディノバルドについては東京ゲームショウ2015や秋の“クロス”体験ツアーで狩ることができました(そしてワタクシ玉砕しました)が、その他はカプコン!TVなどで狩猟風景をほんの少し公開したのみ。
実際にどんなモンスターで、自分がどうやって狩猟することになるのか、想像しただけでワクワクが止まりませんよね!
先日、公開されたオープニング映像を観ると、雪山でガムートとティガレックスが、渓流でジンオウガとタマミツネが、森丘でリオレウスとライゼクスが対峙しており、それは『MHX』に登場するとされる懐かしの村、ポッケ村、ユクモ村、ココット村とも対応しています。
『MHX』で初登場の古代林ではディノバルドが描かれていましたから、同じく『MHX』の新拠点、ベルナ村が対応していると考えると、4つの村を巡る中で4大メインモンスターに遭遇していくのかなあ、と思ったりしてます。
真実はわかりませんけどね!



4大メインモンスターについてもうひとつ語るとしたら、それぞれの狩猟曲が楽しみ!!
ディノバルドの狩猟曲はすでにプレイ中にも何度も聴いたし、ステージや生放送でも耳にして「かっこいいい!」と思ってたんですが、さらに先日発売された『モンスターハンタークロス ハンターノート』の特典CDにも収録されていて、いまや脳内エンドレスリピートするくらいハマっております。
シリーズを通してメインモンスターの狩猟曲って大好きなものが多いので、ほかの3曲も楽しみすぎる!!
ちなみに、この特典CDにはベルナ村のテーマ曲も収録されていて、こっちも素敵です。
『モンスターハンタークロス』狩りの準備に最適な書籍、ハンターノートが11月13日に発売決定!


■二つ名持ちモンスターっていったい……!?

『MHX』には11月16日現在、モンスターの亜種の存在は確認されていないのですが、通常種のモンスターたちだけでも新旧盛りだくさん!
ナルガクルガやドドブランゴ、アグナコトル、ウラガンキンのように『MH4』シリーズには出演していなかったお久しぶりモンスターもいますし、4大メインモンスター以外の新モンスターも。
個人的にいちばん気になっているのは、リモセトス!
て、言葉の響きがおもしろくて気に入ってるだけです、ハイ。

それから、通常種のモンスターとは別に、“二つ名持ちモンスター”というのも登場します。
なんでも“特殊許可クエスト券”を使って受注できる特別なクエストに出てくるそうで、いかにも強そう! ていうかコワイ!
いまのところ、発表されているのは数種類ですが、ほかにも二つ名持ちがいるのかも気になるところ。
『モンスターハンタークロス』特殊個体の“二つ名持ちモンスター”の詳細情報が公開


■15番目の武器はニャンター?

さて、『MHX』には全14種類の武器と、それぞれ4つの狩猟スタイルがあり、さらに狩技を選ぶこともできるというお話でしたが、15番目の武器種と言ってもいいかもしれない存在があります。
それこそが、ニャンターモード!
片手剣を使うか、ハンマーを使うかといったクエストに出向く前の選択肢に、「ニャンターで行く」というものが加わるんですね。
ニャンターは、従来のようにオトモアイルーを育成し、そのオトモアイルーを自分自身で操作できるというもの。
いままで、「狩りの腕前はオトモレベルでーす」なんて言っていた方には朗報、まんまオトモアイルーになれちゃうんですって!
オトモアイルーが使うようなサポート行動も行えますし、地面に潜ってモンスターの攻撃をやり過ごすこともできるので、アクションの苦手な方がベテランハンターさんといっしょに狩りに行くのにも使えるでしょうし、ガチでサポートに徹するなんてこともできそうです。
もちろん、シングルプレイでニャンターを使うことも可能。
ハンターのようにアイテムを使って消費することがないので、採集には重宝しそうです。
モンスターに攻撃することももちろんできますけど、ニャンターの攻撃力はそれほど高くない様子。
どれくらいのモンスターまでなら狩ることができるのか、製品版が出たら試してみたいところですね!

それにしても、ニャンターが加わったことで、さらにパーソナルな『モンハン』の追求が可能になっている気がします。
従来通りの効率的な狩りを求めると狩猟スタイルはギルドスタイルになりそうですし(と、個人的に現時点では思ってる)、「オレかっこいい!」を表現するならエリアルやブシドー、狩技とストライカーの組み合わせでは超攻撃的にもサポート特化にもなれて、そんなゴリゴリのアクションには興味ないけどみんなといっしょに遊びたいって人にはニャンターがある。
改めて、「己の狩りを、見つけ出せ。」というキャッチコピーを掲げるだけはあるなあ、と思います。


そんなこんなの『MHX』紹介、最後はプロモーション映像3を観てお別れしたいと思います!



あ、そうだ!
こちらもお見逃しなくー!



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ひさびさにモンできを見たら、こちらに引っ越したとのこと。
さっそく来てみましたー!
早くつつみさんの漫画が読みたいです!
ぎずもさんもがんばってー!

No.1 109ヶ月前
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