今年最後のこのコーナーになりましたね。
今年も大掃除どころか小掃除すらせずに年を越そうとしながら大阪に向かっております
どうも僕です。
来年こそはなんとか引っ越せないものかと
できれば自動的に引っ越しが完了していないものかと
そんな夢ばかり見ながら
かなり昔の真実を思い出していきたいと思います。
『史上最狂で最低なコンビニの話』
千葉の実家(団地)
↓
小岩の実家(社宅)
を経て、
東中野の激せまワンルームマンションでついに念願のひとりぐらしをはじめたあの頃の僕。
先月もお話したとおり、一旦『小岩を経て』しまったために、
これといった『上京!』感も味わえず
そこに待っていたのは『夢』と『野望』と『働かざるもの食うべからず』とゆう、
ただただあたりまえの現実であった……。
ひとりぐらしをはじめようとした僕は、
『ポスティング』のバイトで家出?資金を貯めていた。
まだまだ小岩の実家(社宅)に居てもよかったのだが、
『お父さんの会社(社長じゃないからね)があぶないかも、
潰れたらまた千葉の団地に帰るよ』
とお母さんに言われたのと、ひとりぐらしの友達を見て
『飯が食えなくても、なんかかっこいい』
と思ってしまった浅はかさから上京?を決意したのであった。
実際、数年後に会社は潰れ、両親は団地に帰っていった。
話がそれた!
『ポスティング』とは、人んちのポストに広告等を投函する仕事のことである。
今もこのバイトをやってる人はバンドマンにも多いが、
GPSもたされたりでさぼることはなかなか難しいらしい。
僕もいくつかの会社でポスティングを経験してきたが、
この家出?資金を貯める時期にやっていた会社はポスティング界最強に優しかった。
朝(といってもたしか昼前くらい)西新宿の雑居ビルにあるティッシュの倉庫に集合。
そう、ビラではなく、ティッシュを投函するのである。
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車に乗せられる
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なぜかコンビニで車を停めると、運転手さん(社員)が、大量のお菓子とジュースを買ってくれる
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遠足気分で現地まで移動
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都内のどこか、もちろん毎日違う地域に停車
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おもむろに紙袋2袋ずつにティッシュを詰める
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車に乗っていた3~4人が、車を中心に散らばる
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2袋まき終わったら車に戻る
↓
これを何度か繰り返して終了。
現地が女の家の近所だったりしようものなら
「お前んちでいちばんでかいバック持ってこいよ~! プレゼントあるから~(笑)」
などと電話して呼び出し、
全て詰め替えてプレゼントしてのんきにお茶して車に戻るなんて日もあった。
超~時効である。
これで時給1,200円くらいだったように記憶している。
『世の中チョロいなぁ~! こんなチョロいバイトがあるんだもんなぁ~!
これ一生やればひとりぐらしなんて余裕だぜぇ!』
↑若いからバカなのか? 俺だからバカなのか?
当然この後、
世の中がチョロくないことなど嫌とゆうほど思い知らされるハメになる。
手始めにまずはこのおいしいバイトを早速失った(笑)。
「やべぇ、この会社潰れるらしいぞ、早く辞めねぇと最後の給料出なくなるぞ!」
とゆう噂が広まり、ほぼ全員が辞めたのだ。
ほぼ全員の中に俺もいた。
『とりあえず引っ越し資金たまったし、引っ越しも決まったし、まぁ、いっか。
引っ越してからまた楽なバイト探そっと』
↑若いからバカなのか? 俺だからバカなのか?
これだから俺は昔の自分が嫌いである。
まぁ、人はこうやって大人になってゆくのだから仕方ない。
たしか数ヶ月しかやってないんだけど
それにしてもこのバイトは楽しかった。
ここではなぜか先輩たちから『パンクス』と呼ばれていた(笑)。
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