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押井守、監督デビューから30余年。彼が構想15年をかけて異国の地・カナダで全身全霊を捧げて撮影した『ガルム・ウォーズ』が5月20日より公開。それに先駆け、未だ謎に包まれた本作の世界観を知る事が出来る場面写真が解禁となりました。
かねてより「実写とアニメーションは融合して区別がつかなくなる」と提唱してきた押井監督。異世界ファンタジー『ガルム・ウォーズ』は「ハイクオリティな日本アニメーションの世界で撮影した実写映画」であり、まさにその言葉を実現したと言えるでしょう。
本作では『イノセンス』『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』など数々の作品を共にしてきた世界的アニメーション製作会社Production I.Gとオール北米ロケを敢行。言葉も通じぬ異国の地で、外国人俳優を起用して撮影に挑み、アニメーションと実写の境界線を越えた新しい映像を作り上げています。
アニメ作品では絵を描くスタッフが実際の画面を描き始める前に、絵コンテやイメージボードと呼ばれる準備段階にしか使用しないグラフィックを大量に作り、映画のイメージをじっくりと練り上げます。また、撮影後の画面加工についても通常の実写作品と異なり、動画を構成する画像の1枚1枚を、加工専門のスタッフが極限まで美しく仕上げる方法を採ったそう。
その結果として、映画の1コマ1コマが絵画の作品であるかのように高品質な映像が実現。吸い込まれてしまいそうな美しさに期待が高まります。
【スタッフ】
原作・脚本・監督:押井守
日本語版プロデューサー:鈴木敏夫
宣伝コピー:虚淵玄(ニトロプラス)
音楽:川井憲次
協力:スタジオジブリ
制作:Production I.G
製作:バンダイナムコエンターテインメント Production I.G (C)I.G Films【出演/声の出演】
ウィド:ランス・ヘンリクセン/壤晴彦
スケリグ:ケヴィン・デュランド/星野貴紀
カラ:メラニー・サンピエール/朴璐美
RSSブログ情報:http://getnews.jp/archives/1448453
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