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Metto-Xさん のコメント

詭弁。
結果的に投票したのはAなんだからその内約としてどんな悩みかたをしようともAが多数派。
どのアイドルが好きだろうが、コミュやイベントでどうだろうがユニットがどうだろうが、悩んだ結果としてAを選んだのだからAなんだよ。
なんで概念ごとに多数決しなきゃいけないんだよw
ひとつひとつの概念の重要性が均等だとでも思ってんのか?w
No.3
74ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
今回はいはらさんのブログ『いはらいふ』からご寄稿いただきました。 選挙は民意を反映するのか?~シンデレラガールボイス実装問題から考える~(いはらいふ) はじめに 「シンデレラガールズ総選挙は声をつけるための選挙なのか?」2017年07月28日 『いはらいふ』 http://viola-voila.hatenablog.com/entry/2018/07/28/225000 以前の記事でシンデレラガールズ総選挙でアイドルに声をつける話をした。今回はそこからさらに踏み込みどのアイドルに声をつけるべきなのかを考えていく。 選挙で選ばれたアイドルが声をつけられるべきアイドルなのか? さて、 選挙上位になったアイドルは民主的に選ばれたアイドルなので声をつけられるべきだ という考え方は果たして正しいのだろうか? 有志によるボイス総選挙もどきのような話もツイッター上で見かけるが、それらの 投票で選ばれたアイドルが声をつけられることが果たして良いことなのか を考えてみる。 選挙の話として オストロゴルスキーのパラドックス というものがある。 簡単な例を出して解説する。 二人の声待ちアイドルAとB がいて、 100人のP たちがどちらかに投票しようと悩んでいる。悩む基準は「 どっちのアイドルが好きか? 」・「 そのアイドルの登場コミュやイベントでボイス実装して欲しいものがあるか? 」・「 そのアイドルに声がつくことで活躍して欲しいユニットがあるか? 」の3つの基準から考えるとする。 グループ1の20人 は「 どっちのアイドルが好きか? 」・「 そのアイドルの登場コミュやイベントでボイス実装して欲しいものがあるか? 」という基準では アイドルAを選び 、「 そのアイドルに声がつくことで活躍して欲しいユニットがあるか? 」という基準では アイドルB を選ぶ。この時2つの基準でアイドルAを選んでいるため 投票先としてアイドルA を選ぶ。 同様に グループ2の20人 は「 どっちのアイドルが好きか? 」・「 そのアイドルに声がつくことで活躍して欲しいユニットがあるか? 」という基準から アイドルA に、 グループ3の20人 は「 そのアイドルの登場コミュやイベントでボイス実装して欲しいものがあるか? 」・「 そのアイドルに声がつくことで活躍して欲しいユニットがあるか? 」という基準から アイドルAに投票する 。 最後に グループ4の40人 は全ての基準で アイドルBを選ぶ 。 この時 選挙結果 は グループ1~3の60人がアイドルAに投票 、 グループ4の40人がアイドルBに投票 するので アイドルAが声をつける対象として選ばれる 。 しかし、 個別の基準に関して考えてみる と「 どっちのアイドルが好きか? 」という観点では グループ3、4の60人 が アイドルBを選んでおり多数派はアイドルBである 。 同様に「 そのアイドルの登場コミュやイベントでボイス実装して欲しいものがあるか? 」・「 そのアイドルに声がつくことで活躍して欲しいユニットがあるか? 」という観点でも グループ2、4またはグループ1、4の60人 が アイドルBを選ぶ ため全ての基準において アイドルBはアイドルAより声をつけるのに望ましい と考えられている。 このように 様々な声をつける基準に関して個別に考えると多数派 だが、 選挙結果としては選ばれない ようなアイドルが存在する可能性もある。 ここから言えることは 選挙で選ばれたアイドルは声をつける基準を満たしたアイドルであると断定することはできない ということである。 あとがき 今回は 2択の単純多数決 というシンプルな選挙での選挙結果が 必ずしも民意を反映していない という状況が存在するということを示した。 ここから何が言いたいかというと「 アンケートや選挙結果というものは民意を切り取ったものであり、多数決の結果が絶対ではない 」ということである。 多数決は日常でもよく利用されるツール であり、 多数決で決まったものが正しい という認識を持っている人も多いが、実際は 多数決(特に単純多数決)は万能のツールではない ということを頭の片隅に入れることは選挙を考える上で重要な考えである。 「多数決を疑う――社会的選択理論とは何か (岩波新書)」2015年04月22日 『amazon.co.jp』 https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4004315417/iharara-22/ 参考文献 Rae, D,W. and Daudt, H.: 1976, ‘The Ostrogorski Paradox: A Peculiarity of Compound Majority Decision’, European Journal of Political Research 4, pp. 391–398. 執筆: この記事は いはらさんのブログ『いはらいふ』 からご寄稿いただきました。 寄稿いただいた記事は2018年9月17日時点のものです。 ―― やわらかニュースサイト 『ガジェット通信(GetNews)』
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