会話主体のTRPGとVRが融合! 新ジャンルe-act
TRPGというのは、会話を主体として物語を進行させるテーブルゲーム。現在デジタルゲームとして親しまれているRPGは、このTRPGをコンピュータ化したものなので、TRPGはRPGの原点といえるゲームなのだ。
TRPGの参加者は、ゲームマスターとプレイヤーの2種類が存在する。
ゲームマスターはゲームの司会進行役としてシナリオを準備し、プレイヤーたちのゲーム内での状況をプレイヤーへと説明する。またルールを司る審判者として、攻撃や探索などといったプレイヤーたちの行動が成功したかどうかを判定するのもゲームマスターの仕事だ。
これに対しプレイヤーたちは、RPG内のキャラクターとして目的達成を目指し冒険の旅を繰り広げる。
『Xpraize』は、こうしたTRPGの概念を取り入れたVRゲーム。最大5人でプレイできる。
ゲームの舞台はデジタルの仮想空間。VRデバイスのモーションキャプチャー機能によって、プレイヤーのリアルな動きがアバターへと反映される。たとえば、プレイヤー自身が実際に呪文を唱えると、音声認識によって魔法が発動されるといったかたちだ。
なお、VRで参加するプレイヤー側に対してゲームマスター側はPCでの参加となる。ゲームマスターは、たくさんのカメラを切り替えつつプレイヤーの動きを撮影可能。簡単に映画的リプレイ動画を作ることができる。
作成したリプレイ動画を動画投稿サイトへ投稿することで、プレイヤーとゲームマスターのみならず、動画視聴者も楽しめるという。『Xpraize』を開発した株式会社RedefineArtsは、こうした楽しみ方ができる同作を、e-sportsに着想を得て『e-act』と名付けたとのこと。
発売されるパッケージはプレイヤー用とゲームマスター用の2つ
同作はVRでプレイするプレイヤー側のパッケージと、PCでプレイするゲームマスター側のパッケージと2つに分かれての発売となる。
プレイヤー側パッケージはベータ版が1520円(税込み)、正式版は3000円(税込み)で販売される予定とのこと。
また、ゲームマスター側パッケージは無料。
販売プラットフォームはPC(Steam)となっている。
Steam:Xpraize Beta:
https://store.steampowered.com/app/1929770/Xpraize_Beta/[リンク]
Steam:Xpraize Beta for GameMaster:
https://store.steampowered.com/app/1914950/Xpraize_Beta_for_GameMaster/
(執筆者: ガジェット通信ゲーム班)