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【TGS2014】『日本ゲーム大賞』発表授賞式で昨年から今年のゲームシーンをひとまとめ!
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【TGS2014】『日本ゲーム大賞』発表授賞式で昨年から今年のゲームシーンをひとまとめ!

2014-09-19 15:00
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    毎年、ゲーマーはこれを見ることで秋の訪れを実感する、『日本ゲーム大賞』の発表授賞式が『東京ゲームショウ2014』会場で開催された。

    1996年度より、ゲーム産業の認知拡大と質の向上などを目的に、優秀なゲームを表彰してきた『日本ゲーム大賞』。今回は2013年4月1日から3月31日の間に日本国内でリリースされた全作品を対象に、ユーザーからの一般投票を基にした審査委員による選考を経て各賞が選出された。

    ●大賞は『モンスターハンター4』と『妖怪ウォッチ』のダブル受賞
    『モンスターハンター4』は、手軽にマルチプレイ通信が可能なニンテンドー3DSにハードを移したことで、これまでとは違う新規プレイヤー層を獲得。また、ジャンプや“乗り”攻撃といった立体的なアクションが従来からのファンにも支持され、400万本以上の大ヒットを記録した。

    一方、『妖怪ウォッチ』は、日本古来の妖怪というキャラクターを再生させ、ゲームのみならずアニメやキャラクターグッズといった多方面展開の相乗効果を最大限活かすことで幼児とその親たちを巻き込み、今や“ジバニャン”を始めとするキャラクターを見ない日はないほどの社会現象にまで成長。こちらもシリーズ累計で400万本近くを売り上げている。

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    レベルファイブの日野晃博社長は、ゲーム産業の発展に寄与した人物に贈られる経済産業大臣賞も受賞。『レイトン教授』『イナズマイレブン』『ダンボール戦機』と立て続けにヒット作を生み出している日本最強のゲームクリエーター。これはもう妖怪“サイコウ蝶”に取りつかれているとしか思えない。

    「日本ゲーム大賞2014年間作品部門」各賞一覧

    大賞
    モンスターハンター4
    妖怪ウォッチ
       

    優秀賞
    艦隊これくしょん ~艦これ~
    グランド・セフト・オートV
    スーパーマリオ3Dワールド
    DRAK SOULSII
    パズドラZ
    ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア
    ポケットモンスターX・Y
    METAL GEAR SOLID V:GROUND ZEROES
    モンスタハンター4
    妖怪ウォッチ
    The Last of Us(ラスト・オブ・アス)

    特別賞
    ソリティ馬

    ベストセールス賞
    ポケットモンスターX・Y

    グローバル賞日本作品部門
    ポケットモンスターX・Y

    グローバル賞海外作品部門
    グランド・セフト・オートV


    ●今年はこれだけ遊んでおけば大丈夫!? 開発者が選ぶ最高の1本
    毎年の発表授賞式会場で、実は筆者が一番楽しみにしているのが、『ゲームデザイナーズ大賞』だったりする。

    一般ユーザーからの投票数に左右されがちな優秀賞および大賞に対し、この『ゲームデザイナーズ大賞』は、桜井政博氏ら個性的なゲームクリエーター8人がプロの視点で評価・選考する賞。過去の受賞作品を見てもわかる通り、日本における知名度はイマイチながら、遊んでみると確実に面白い名作ばかり。しかも評価軸の中心を独創性と斬新さに置いているため、「こんな遊び方もあったのか!」とゲームの新たな可能性に気付かされることも多い。「最近面白いゲームがない」なんて嘆いている人にこそオススメの作品なのだ。

    そんなツウ好みの『ゲームデザイナーズ大賞』、今年の受賞作品はPS3のダウンロード専売タイトル『ブラザーズ 2人の息子の物語』に決定した。ファンタジー色の濃い世界で、兄弟2人で手を取り合い、時に協力しながら進んでいく。どことなく『ICO』のような雰囲気のある、謎解き要素多めなアクションアドベンチャーゲームだ。

    実況プレイをしながら魅力を解説した桜井氏は、「2人の兄弟を右スティック、左スティックで同時に動かして進める感覚は、新鮮でインディーズらしさを感じさせながら、ストーリーとしての必然性、ゲームシステムとしての親和性も高い内容でした。加えて世界の雰囲気の作り込みなども含めて、他のタイトルを僅差ながら上回り、受賞とさせていただきました」と本作の受賞理由を述べている。

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    実況民としてもやっていけそうなほど上手い桜井市のデモプレイ。檻をすり抜けることのできる弟を操作して巨人をおびき寄せ、同時に兄が檻のスイッチを入れて巨人を閉じ込めるといったデモプレイを披露した。

    ちなみに、筆者の個人的感想だが、今年のゲームショウはこれといった目玉がない。一部にはヘッドマウントディスプレーを活用した体感型ゲームを流行らそうとする思惑も感じられたが、それとて一発を狙った“飛び道具”にすぎない。会場で出会った知り合いのマジゲーマーたちに今年の見どころを訊ねてみても、「特になし」と答える人がほとんどだった。こんな不作の年には、プロがオススメする隠れた名作に目を向けてみてはいかがだろう。

    日本ゲーム大賞公式サイト

    http://awards.cesa.or.jp/

    ※この記事はガジェ通ウェブライターの「ろくす」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?

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