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米ソニー・ピクチャーズ、映画『ブレードランナー』続編の国際配給権を獲得
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米ソニー・ピクチャーズ、映画『ブレードランナー』続編の国際配給権を獲得

2016-01-29 18:30
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    米ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントは、アルコン・エンターテインメントが手掛ける映画『ブレードランナー』続編の米国外での国際配給権を獲得した。

    北米とカナダでは、米ワーナー・ブラザースがアルコン・エンターテインメントとの契約により続編の配給をおこなう。

    続編は、ドゥニ・ヴィルヌーヴが監督を務め、ライアン・ゴズリングと、オリジナル作で主人公リック・デッカードを演じたハリソン・フォードが出演する。オリジナル作の脚本を手掛けたハンプトン・ファンチャーと監督を務めたリドリー・スコットのアイデアをもとに、ファンチャーとマイケル・グリーンが独自の脚本を執筆した。

    ストーリーは、2019年のロサンゼルスを舞台とする1982年のオリジナル作から数十年後、という設定で展開する。スコット監督を象徴する作品となったオリジナル作は、作家フィリップ・K・ディックの短編小説『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』をもとに製作された。

    2011年、アルコン・エンターテインメントは、SFスリラーのアイコンである『ブレードランナー』の前日譚と続編をプロデュースするため、映画化権利とテレビ化権利、作品に付随するシリーズ化権利を、プロデューサーのバッド・ヨーキンとシンシア・サイクス・ヨーキンから獲得した。サイクス・ヨーキンは、ブロデリック・ジョンソン、アンドリュー・コソーヴと共にプロデュースを手掛ける。バッド・ヨーキンはプロデューサーとしてのクレジット表記を受けることになる。

    サンダーバード・フィルムズのCEOフランク・ギストラとティム・ギャンブルが、エグゼクティヴ・プロデューサーを務める。さらに、スコット監督とウィリアム・C・カラッロもエグゼクティヴ・プロデューサーを務める。

    続編は、ヴィルヌーヴ監督と、過去13回アカデミー賞にノミネートされたシネマトグラファーのロジャー・ディーキンスとの3度目のコラボレーション作品となる。ディーキンスは、アルコン・エンターテインメントの映画『プリズナーズ』や映画『ボーダーライン』で近年のアカデミー賞にノミネートされている。

    続編のタイトルはまだ未定だが、7月に撮影開始を予定している。

    米ソニー・ピクチャーズの会長のトム・ロスマンは、「米ソニーは国際市場に深く関与してきました」と述べ、「長年期待されている『ブレードランナー』の続編以上に、国際的な大きな成功の可能性があるプロジェクトはあまりありません。特に、アンドリュー(・コソーヴ)とブロデリック(・ジョンソン)が集めた、有名スタッフによるクリエイティブ・チームにより製作されます。私たちは、アルコン・エンターテインメントの皆さんと、ドゥニ(・ヴィルヌーヴ監督)、リドリー(・スコット監督)に、このような素晴らしい作品を私たちに任せてくれたことを深く感謝します。私が深く愛し尊敬するオリジナル作『ブレードランナー』に関われることは、私の長年の野望を果たすことにもなります」と、語った。

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