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地域密着型の小さな個人店に特化した食レポを展開する”地元めし”シリーズですが、正直なところマニアック過ぎて地元民以外の需要は記事としてありません(爆)。

しかし!

普段、何気なく見落としてしまっている小さな個人店に、奇跡のメニューが存在する可能性を忘れてはなりません。

大規模チェーン店が売り上げを伸ばし、個人店が駆逐される世知辛い昨今、失われつつある奇跡を世に知らしめるのも、筆者の使命であると自負しております(プロローグ終わり)。

相模原で創業45年!『金龍』

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神奈川県相模原市の市役所周辺と呼べるロケーションに『金龍』はあります。

とはいえ、主要な道路から一本入った路地にあるので、地元の人でも『金龍』の存在を知る人は多くありません。

マニアにとっては『肉ソバ』(大盛り950円)が鬼のボリュームで知られていますが、普段は市役所近辺に勤めている人達で、営業が成り立っている感じの店で御座います。

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ちなみに筆者も『肉ソバ』を大盛りで食べましたが、なかなかのボリュームでした。

『かにチャーハン』を所望する!

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さりげなく”地元めし”的な何かを始めてみたものの、色々な意味であまりに地味過ぎて勝てる気がしません。

あくまでもローカルな定食、日常のランチとしてのオススメなので、レポする料理も1000円は超えない様に配慮する必要もあるかと存じます。

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というわけで、予算枠を意識しつつ、写真映えが良く、誰もが好むであろうメニューを食べなければなりません。

『かにチャーハン』(850円)

さらに相模原というガテン系な方達が多い土地柄を考慮し、今回も大盛りでオーダーしてみました。

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一見、交通費をケチって地元で適当にロケってると思わせつつ、何気に相模原市民向けのニッチな記事をチョイスするという奥深さを、ジワジワと感じて頂ければ幸いです。

『かにチャーハン大盛り』を食す!

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はい、というわけで『かにチャーハン大盛り』(950円)で御座います。

そこは蟹チャーハンとか蟹炒飯と表記したいのですが、ここら辺は店の公式ホームページやメニュー表に忠実な筆者です。

そして!

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「まあ、蟹なんかチョットしか入ってねぇんじゃねぇの?」

くらいの上から目線でオーダーしたのですが、ゴメンナサイ……。

「めっちゃ蟹入っとるやん」

基本を大事にする筆者は、チャーハンと言えどもスタンダードなチャーハンを好みますが、時には豪華なチャーハンも食べたかったりします(だって人間だもの)。

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しかし!

そんな想いと裏腹に”ほぼほぼ蟹が見当たらない蟹チャーハン”が存在するのも事実です。

さして蟹も入ってないのに値段だけがパワーアップしているとか、マジ有り得ねぇと憤慨するものの、時すでに遅しってパターンが多々あるのです。

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その点、この『金龍』の『かにチャーハン』は素晴らしいですね。筆者の予想の3倍の蟹が入っていて、誰がなんと言おうと『かにチャーハン』と呼ぶに相応しいチャーハンに仕上がっています。

正直、ここまで蟹が入っている『かにチャーハン』に出会ったのは、数十年ぶりな筆者です。

味はほぼほぼ『かにチャーハン』である!

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味に関して言えば、それ以上でもそれ以下でもなく『かにチャーハン』で御座います!

しかし!

この圧倒的な”蟹ヂカラ”は確実に普通のチャーハンには出せない魅力であり、わずか100円の価格差で

「蟹ドリーム」

が叶うなら、誰もが100円払って『かにチャーハン』を選ぶであろう案件かと思われます。これはガチにオススメの『かにチャーハン』ですね。

チャーハンには中華スープの『金龍』

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麺類にもチカラを入れている『金龍』なので、当たり前と言えば当たり前の組み合わせですが、この『かにチャーハン』には中華スープが付いてきます。

『金龍』の公式ホームページは、いささか古めかしい感じの作りですが、材料にこだわっているのは読み取れます。

ちなみに材料はほぼ国産で、使われるラードも国産高級ラードを使用、さらに『かにチャーハン』に使われる『カニ缶』も北海道産を使用しているようですね。

安心安全の国産材料を軸に調理される中華料理と、コスト重視のチェーン店のどちらで食べるのも自由ですが、空腹を満たすだけの食事ではなく、気持ちも満たす料理を求めるなら、その答えはひとつではないでしょうか?

大盛りは大盛りな『金龍』

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さらに今回は大盛りにしたのでボリュームも満点で御座います。

『金龍』の大盛りは本当に大盛りになるので、ガテン職人さん達にも人気の店ですが、やはり大盛りが当たり前に大盛りなのは嬉しいですね。

ちなみに筆者は飲食店で揉めた事は、ほぼほぼありませんが、過去に一度だけ奈良県の某ラーメン屋で、筆者のオーダーした”チャーハン大盛り”と会社の人が頼んだ”半チャーハン”が同じボリュームだった時は、店主を呼んで文句を言いました。

『かにチャーハン』 総評

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まさにこれぞ『かにチャーハン』と呼べる蟹感と、大盛りならではボリューム感は圧倒的で、筆者的には相模原で一番の『かにチャーハン』として認定しました。

提供されるスピードも早く、短いランチタイムを有効に使う事が出来ますね。

まあ、そもそもチャーハンはスピードメニューなので、7分もかからず作れるわけですが、その当たり前を当たり前にこなす職人技はリスペクトです。

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市役所関係のお客さんが中心の店だったので、営業時間が平日&第2第4土曜日の11:00~14:00と、なかなか厳しい感じですが、それでも訪れる価値のある店かと思います。

それでは、是非みなさんも相模原の『金龍』に訪れて、美味しい『かにチャーハン』や『肉ソバ』を食べてみて下さい。

『金龍』

住所:神奈川県相模原市中央区富士見6-3-12

営業時間 11:00~14:00
定休日:第1第3土曜日、日曜祝日

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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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