映画『死霊館』の続編で、超常現象研究家のエド&ロレイン・ウォーレン夫妻が、いつの時代においても最も恐ろしいホラー話とされる、“イギリスのアミティヴィル事件”に乗り出す。

続編となる映画『The Conjuring 2(原題)』の新しいトレーラーは、3月25日から27日で開催されたアニメコンテンツのイベント、ワンダーコンで初公開された。パトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガが前作に続きウォーレス夫妻を演じ、実際に起きたエンフィールドのポルターガイストの調査に挑む。

ロレイン・ウォーレンは「あらゆるものを見てきたけれど、私たちのどちらも、それほど慌てさせるようなものはなかった」「しかし、これ……これだけは、未だに恐怖感を覚える」と映像の中で語る。

フランシス・オコナーが、悪霊に苦しめらる家族を目にする母親役を演じる。特に子供のジャネット(マディソン・ウルフ)が誰よりも問題を抱えているように思える。1977年のイギリスのエンフィールドが舞台となっている。

ジェームズ・ワン監督は、3月26日(現地時間)、エンフィールドのポルターガイストの話を選んだことについて「我々は、アミティヴィルの事件を忠実に反映したかった。この2つのケースは、世界中で最も文書化されたパラノーマルな事件だ」と、ツイッター上の質疑応答で語った。

オリジナル版の『死霊館』もワンが監督を手掛けた。2013年6月に公開後、ニューライン・シネマにとって驚くべきヒット作品となった。製作費は2000万ドルだったのに対し、興行収入は全世界で3億2000万ドルを記録した。

『The Conjuring 2(原題)』は6月10日に米劇場公開予定。

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