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これはゲーム? それとも楽器? 『KORG Gadget for Nintendo Switch』を開発者さんと4人プレイで遊んでみた
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これはゲーム? それとも楽器? 『KORG Gadget for Nintendo Switch』を開発者さんと4人プレイで遊んでみた

2018-08-30 17:30
    korggadget1.jpgコルグがiOS用アプリとして配信している音楽制作ソフトの『KORG Gadget』が、Nintendo Switch用ダウンロードソフト『KORG Gadget for Nintendo Switch』として配信中。Joy-Conを使った操作や4人同時に作曲できるマルチプレイモードなど、ゲームっぽく遊べるようになった『KORG Gadget』を、開発者の皆さんと一緒にワイワイと遊んでみました。

    『KORG Gadget for Nintendo Switch』でできること

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    『KORG Gadget for Nintendo Switch』は、“ガジェット”と呼ぶ16種類のシンセサイザーやドラムマシンを選んで、それぞれの楽器で作成したドラムやベースなどのパートをミックスすることで楽曲が制作できるソフト。

    korggadget4.jpgscreen3.jpg

    パズル感覚でマス目に音を並べていく直感的な操作でメロディーやドラムが入力できるほか、画面上で実際の楽器やミキサーを触るように操作して楽曲制作が可能。

    Nintendo Switchだからできること

    タッチパネルを操作するiOS版とは異なり、物理コントローラーのJoy-Conを使って操作する点がSwitch版の大きな特徴。これにより、次のようなSwitch版ならではの使い方ができます。

    ・Joy-Conを使ったツマミ操作

    korggadget6.jpg

    Joy-Conのボタンを押しながらひねる操作により、楽器やミキサーのツマミを実際に触っているように音量や音色を変更することができます。

    ・最大4人のマルチプレイ

    korggadget7.jpg

    『KORG Gadget for Nintendo Switch』は2本のJoy-Conをワンセットにして操作するのですが、Joy-Conのセットを追加することにより、同じ画面を見ながら最大4人のマルチプレイが可能に。1本のJoy-Conで操作して、もう1本を一緒にいる人に渡してプレイする“おすそわけプレイ”にも対応を予定しています。

    4人で作曲するマルチプレイに挑戦

    今回は、Switch版ならではのマルチプレイに挑戦。開発を担当したDETUNEの佐野電磁さん、コルグの加藤智幸さん、岩田昌樹さんに『Nintendo Switch』を持って来ていただき、筆者を入れた4人で同時に作曲してみました。

    timaattackmode.jpg

    ルールは、制限時間5分以内に、ランダムで決まった楽器を使って4人一緒に楽曲を制作する、というもの。楽器がランダムに選ばれるので、なんとドラムパートがない、というハプニングが発生。急遽ドラムパートを追加して、4人で打ち込みを開始。なぜか「音頭っぽい」(佐野さん)ドラムができてしまいます。

    korggadget9.jpg

    その後もサウンド・エフェクトを追加したり、ツマミで音色を調整したりしているうちに、あっという間にTIME UP。みんなでワイワイ言いながら、想像もつかない楽曲が出来上がる過程が“遊び”として面白いモードでした。プレイの模様は、是非動画でご覧ください。

    4人で一緒に作曲できる『KORG Gadget for Nintendo Switch』を開発者の皆さんと遊んでみた(YouTube)

    ゲーム実況に向いていそうな楽しさ

    音楽制作ソフトでありながら、ゲーム的な楽しさが味わえる『KORG Gadget for Nintendo Switch』。ゲーム実況のように、複数人でワイワイ楽しむ動画がどんどん出てきたら面白そうだなと思い、聞いてみたところ、「自由にやってください。楽器ですから!」(佐野さん)とのこと。演奏する楽曲の権利にさえ気を付ければ、DETUNEやコルグに特に許諾は必要なく、自由に演奏して動画を公開してよいそうです。「HDMI入力できるカラオケボックスで遊ぶのもおすすめです」(佐野さん)とのこと。

    動画編集やキャプチャーができなくても、Nintendo Switchの機能で30秒の動画を『Twitter』に投稿することが可能。現在、ハッシュタグ「#ガジェ1」をつけて参加できるユーザー楽曲コンテスト『ガジェ1(ガジェワン)』が開催されています。


    【コンテスト】KORG Gadget for Nintendo Switch のみで作られた楽曲動画を大募集!30秒以内のオリジナル楽曲やデモソングのリミックスなら何でもOK。ハッシュタグ「#ガジェ1」とつけて動画投稿するだけ。最優秀作品には豪華な〇〇が…!? https://t.co/2aMwzfHgmA #GadgetSwitch pic.twitter.com/HfT2neZKzy

    — KORG Gadget (@korg_iapps) 2018年8月20日


    https://twitter.com/korg_iapps/status/1031348432064016385

    ゲーマーの心をくすぐるあれこれ

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    『KORG Gadget for Nintendo Switch』のゲームらしい一面が、ガジェットに『Kamata』をプリインストールしていること。『Kamata』は、80年代にビデオゲームで一世を風靡したナムコのカスタムサウンドチップ音源『C30』をバンダイナムコスタジオのサウンドチームが復刻したガジェット。iOS版では『KORG Gadget』が4800円、別売りの『Kamata』が1800円だったのに対して、『KORG Gadget for Nintendo Switch』は『Kamata』も入って5000円とお得なのです。

    将来的には様々なゲーム音源をガジェット化したいそうです。ゲーム機で動く『KORG Gadget for Nintendo Switch』らしいアップデートとして期待できます。

    さらに、『Nintendo Switch Online』に対応し、オンラインでつながったユーザー同士でマルチプレイモードを楽しめるモードも追加を予定しているとのこと。今後に注目です。

    KORG Gadget for Nintendo Switch
    http://gadget.korg.com/nintendo_switch/jp/

    korggadget11.jpg

    ちなみに、特設サイトではスペシャルコンテンツ『スーパー作曲ボーイ ガジェ太』全5話が掲載中。80年代の少年漫画誌を思い出すタッチの漫画で、楽器を触ったことがないゲーム好きの小学生、ガジェ太が『KORG Gadget for Nintendo Switch』を駆使してパフォーマーとして大活躍するストーリーを楽しめます。

    初のユーザーイベントを開催

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    『KORG Gadget for Nintendo Switch』は9月9日に、ユーザーを集めた初のイベントを開催。開発者の皆さんのトークやマルチプレイの体験、『ガジェ1』の発表など企画が盛りだくさん。さらに、来場記念としてオリジナルグッズのプレゼントや豪華商品が当たる抽選会も予定しているのだとか。既に遊んでいる人はもちろん、記事を読んでこれから遊んでみようと思った人も参加してみては?

    『KORG Gadget Home Party』開催概要
    開催日時
    ・2018年9月9日(日) OPEN 16:30/START 17:00

    会場
    ・ポニーキャニオン1Fイベントスペース
    (〒105-8487 東京都港区虎ノ門2-5-10)

    出演
    ・佐野電磁、KORG Gadget 開発チーム and SPECIAL GUEST

    料金
    ・前売券 【一般】3,000円 ドリンク代別 /【学生】2,000円 ドリンク代別
    ・当日券 3,500円 ドリンク代別

    チケット受付
    ・8月10日(金)20:00よりTiGETにて受付開始!

    『KORG Gadget Home Party』特設サイト
    http://korggadget-homeparty.com/[リンク]

    ―― 表現する人、つくる人応援メディア 『ガジェット通信(GetNews)』
    RSSブログ情報:https://getnews.jp/archives/2073010
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