大武道! vol.2、全国の書店&オンライン書店で絶賛発売中! → oh-budo.tokyo/2016/03/28/
[お知らせ 其の弐]
『巌流島』のオフィシャルサイトをリニューアル致しました。アドレスが変わりましたので、ご確認ください。→ ganryujima.jp
>Wミノル様
少し誤解させてしまっているみたいですが、私は「立ち技派」ですよ(笑)
「彼を知り己を知れば 百戦殆うからず」ですね。
博識な方のようですし、差し出がましいようでしたら申し訳ありません。
こちらこそ失礼致しました。最近寝不足なもので。。
ご紹介頂いた動画についてはまたゆっくり見させて頂きますね♪
昔は格闘技に関わろうと思ったら「月謝」を払って武道を習うしかなかったですが、UWFを経過してK-1やPRIDEが出て来た事で「チケット代」を払って格闘技に関わる方法が出て来て中心になったと思います。
「月謝」時代の格闘技にとって大事な事は実戦的である事で、「チケット代」時代の格闘技にとって大事な事は分かりやすく面白い事だと思います。
「チケット代」時代に寝技でのサブミッションが無い方が凄いという論理が分かりづらいと思います。
正確には分かる人がそんなにいないと思います。
ただ「月謝」時代の山田さんと「チケット代」時代の谷川さんがタッグを組んでいる巌流島には凄いアドバンテージがあるのかもしれません。
いや、だから何でそういう「お得感」という考え方から抜け切れないかな。
それが「MMAの論法」なんですって。
寝技では対武器にも対複数にも対処出来ない。そもそも見てても膠着とかで分かり辛いし面白くない。
寝技は「贅肉」です。削ぎ落としてシャープにした方がいい。
プロレスの方が技の数が多いからって、誰が総合よりプロレスの方が実戦的と考えますか?それと同じです。
寝技禁止は「キープコンセプト」にすべきなんです。
だから合戦という話になるんでしょう。
でもそれよりも月謝を払って、修行するというインサイダーしかいなかった格闘技界に、90年代チケットを買うか、場合によってはテレビを見ているだけで修行しないアウトサイダーが入って来て、それが主流になった事に怒っている山田さんの方に興味があります。
mkeiさんの「見る側」の一般的な感覚は大きなヒントになる気がしますね。
今の時代、多くの人は忙しい時間の合間を縫って観る、若しくは更にお金を出す、という観戦者がほとんどではないでしょうか。
残業を減らす企業が増えてきたとはいえ、自分で格闘技を学んで、更に書籍を読むなどして「実戦」に対する認識を磨いている人間はまだまだ増えていないように思います。
それに今の日本の社会では、街中で喧嘩が起きてそれを目にしたり、巻き込まれたりする機会も少ない。
そんな観戦者、特にお金を出す側からすれば「分かりやすいお得感」は非常に重要ですね。
例えば、同じ価格の商品を並べて、「無駄な機能をそぎ落とした玄人向けの商品」と「理解しやすいオプション機能が付属した一般向けの商品」ではどちらが多く売れるか?という問題に近いと思います。
今の巌流島は「玄人向けの商品」の状態。
もし購入する側が「玄人同様の知識と価値観」を持っているか、その商品に強い「ブランド力」があれば「玄人向けの商品」を購入すると思いますが、今の日本の社会と巌流島はまだまだそれが売れる状態ではない。
「巌流島」という商品の「お得感」をアピールするなら「無駄な寝技をそぎ落としています」と説明するよりも、例えば「寝技のある試合ばかりを見ていると、その技術が無意識に刷り込まれてしまいます。自分の身を守らなければならない時に、反射的に組付きもつれあって倒れるとスーツも破けるし、相手が隠し持っていたナイフで大変な目にあってしまうかもしれませんよ。巌流島はあなたの安全も提供する商品なんです。」みたいな説明の方がいいのかなと思います。
一応付け加えると「デザイン」が気に入って購入する、というパターンも考えられますね。
巌流島はその点にも工夫が見られますが、まだ観戦者には日本人男性が多いでしょうし、選択基準としては少し弱いのかなと思います。
ただ、将来的にターゲットを外国人に広げる事を視野に入れるなら、かなり強い武器になりうるデザインの方向性だと私は感じます。
「リアリズムを求める武術に寝技はない」と山田さんは書いてますが、同じ文章の中に倉本先生が寝技を研究していることを書いている。支離滅裂な自説を説いてる文章の中に先生の名前を入れるのはやめていただきたい。
実際「リアルを追求しなくなった武術に寝技はない」です。
あと、拳攻房の山田さんの生徒さんだっていざとなったら一番強いのは組み技だと思うって言ってましたよ。
組み技格闘技が嫌いな山田さんの前では気を遣って言わない優しい方で物事をリアリスティックに見ている方です。
う~ん、関係者じゃないし忙しいからスルーしようかと思ったけど・・・
>倉本先生は言うまでもなく、ルール無用の戦いを想定し、空手に囚われず、ありとあらゆる反則技を追求。~中略~「空手は突き蹴りの他に投げも寝技も目つきもある。だから実戦的だ、と語る空手家が時にいるが、果たしてその人達は投げや寝技や目つきを日頃、練習しているのか?練習もしていなければ、いざという時、そんな技が出るわけがない。」と語るほど、倉本先生は実戦に対しては、謙虚なリアリストである。
saさんが「支離滅裂」と言っているのはこの部分を捉えてなのかなぁ。
>無論、こちらが望まなくても倒されたり、抑えこまれたりする局面はあり、そこから脱出する技術は必要である。しかし、それは総合ルールのように寝技で決着をつけようという技術ではない。
とも書かれているから、もし倉本先生が寝技を研究していたとしても、倉本先生の指導内容が「総合ルールのように寝技で決着をつけようという技術」でない限り矛盾はしていないですね。
それと、山田先生の生徒さんの発言にある「組み技」を「=寝技」としてしまうのは、根拠がはっきりしないのでは?
「リアリスティック」な方が山田先生の生徒となっている理由は?
その生徒さんが「優しい方」なら、saさんにこんな事を書き込まれて心を痛めているのでは?
などと「?」が並んでしまったので、思わず釣られてしまいました。
今、必要なのは【従来の総合格闘技、ボクシング全てを撃破するための〝古武道〟他〝伝統武術〟】を登場させること。実戦合気道だろうと何でもいいです。さっさと輩出していただきたい。常々、伝説的な人物が、公に姿を見せず、亡くなられるばかりだが、そろそろこの状況を打破していただきたい。
>巌流島・大武道は伝統武術そのものに対し挑戦しなければならない。でなければ伝統武術界隈は決して動くことはない
つまるところ、伝統武術は〝弱い〟と決定的に裏付け、伝統武術の地位を地の底に落とし、この世界にインチキ同然の伝統武術を存在させない、というスタンスまで追い詰める必要がある。でなければ決して動かないし
巌流島・大武道の存在意義などない。
真に完全な武術はいかなる技にも転換できる。その武術センスを鍛えるものことこそ、古武道、伝統武術の存在意義です。明らかに全てのルールが開放された実戦を行ったとしても、間違いなく現在の選手に敗北するのが現在の伝統武術の現状です。
いつになったら、伝統武術界隈はこの現状を変えられるのか。つい最近ですが、中国武術界隈で、衆目の目で曝されてプロフェッショナルの武道家が敗北を喫してから、激震が走ったようです。
私は伝統武術の力は本物だと考えます。単に、ボクシングなどの他の競技は究極的な強さに達せない分にその強さに至る確率が高いだけ、と見るべきでしょう。