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今週のお題…………「3・25巌流島イベントで見たい試合」
文◎ターザン山本(元『週刊プロレス』編集長)……………金曜日担当
『巌流島』が記者会見をやった? マジかよ。谷川の執念は半端じゃないな。本気かよ? 本気なんだ。それが凄い。だいたい興行なんて金がかかるだろ? 出ていくばっかり。そんなこと気にしていたら何も出来ません。気にするならやるなだああああああ。
会見の写真、見たけどムチャクチャ。甲冑を付けて戦う? 闘うじゃないもんね。闘から戦へ。そんなイメージがして来た。なんだろうねえ。とにかく今までの格闘技の殻、常識、概念をぶち破ろうとしているんだろ? 差別化だよね。そんなのはたして可能なの? なんだか『巌流島』がパンドラの箱に思えてきたよ。箱の中から何が出てくるの? 検討もつかない。全てが未知数。それを面白がっているファンがいる。そうだよな。みんな新しいことを求めているもん。
さて私にとっての『巌流島』は合気柔術の渡邊師範に尽きる。試合ではあっさり負けたけどね。あれが私の中ではトラウマになった。試合は実力測定場所だよね。それとは別のところで存在しているのが合気道とかそういうもの。コンセプトは神秘性。それに尽きる。理屈を超えた世界。憧れるよなあ。格闘技は試合をする以上、それは数値化されたものになる。
神秘性VS数値化。これだよ、一番、興味あるのは。実力測定とか勝ち負けは要するに数値化のこと。そんなもの面白くもおかしくもない。その上に上位概念として神秘な力が存在する。それこそが無敵なはずなのだ。だから『巌流島』にはそういうカードを必ず組んで欲しい。当たり前のことは見たくない。見ても仕方がない。オカルト? 格闘技に最も求められているのはオカルト。忍者とか出てこないのかなあ。忍術でもいいよ。格闘技に論理性を期待しても意味ないよ。押忍!
コメント
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たしかに50代の猪木が若い選手に勝っても
何にもおかしいと思わなかったもんなあ。
合気道に何で神秘性を感じるんだろうか