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アサダさん のコメント

自分はむしろこの記事を読んでゾっとしたよ
でもコメントでは殆どの人がこれがおかしいって事を理解していて、
それを指摘してる人がいっぱいいてほっとした

>「効く」「効かない」にかかわらず、一度、抗がん剤を投与し始めたら、
予定した量をすべて投与し終えなければならない。
とえいあえず、この部分からして『はぁ?』と言う感じ

そしてNo7さんの、
>『一定量を投与しなくても「効く」「効かない」はわかるはず』っていうのはちゃんとエビデンスあるの?。
まったく同意だ。
某NPO団体ってどこだよ?


この人の言う、抗がん剤治療のプロトコルの問題は確かに議論するべきものだけど、
薄っぺらい知識で自分の都合のいいように語って、着地点は陰謀説。

奥さんが二人癌で亡くなった、その憎しみなんだか、自分の利益なんだが知らないけど、
私にはこの文章は、医療に携わる人、そして何より治療を受けている癌患者と未来の医療を、
本当に考えてるとは思えない。

甘くみすぎ。

一見すると、まるで真実を言ってるかのように思ってしまう人がいるんじゃないか。
癌治療を薄っぺらにしか理解していないようにしか思えない。
っていうか、正直に言うと、バカか?と思う。

患者のプロトコルは、過去積み重ねてきた結果からはじいたデータで
最も良いのはどうすることなのか、細かい数値で分けられ、決められている。

勝手にやめることは出来ないし、勝手に続ける事もできない。

それは、医薬会社の陰謀でも、政治のせいでもなく、
それが現段階の医療で、それが最も効果がある、と
過去のデータを基に細かく細かく判断しているからだ。

癌の治療ってそういうものなんだよ。

医療ってそういう科学的なもの。
特に、癌に対するものは。
そうすることで、今までの不治の病から、多くの人を助けられるようになっている。

結果として、助からない人もいる。
だから、間違ってるって思うんだろうけど。

コメントにもあるが、博打を撃つんじゃなくて、可能な限り効果の証明された治療をする、
それが、周り巡って癌患者を助ける医療になってるじゃないか。

それにね、副作用が効果を下回った時や、
定められた最低限の結果を得られなかったとき
治療を続行するかどうか、リスクをおかすだけの結果を得られるのか、
そういった事から、投与をやめたり、量を70%に減らしたり、次回からの投与期間を改善したりすることは
抗がん剤治療をしたものならば知っている、当たり前に行われている事だ。

これも前のコメントであるが、
>抗がん剤は「薬剤を一定期間投与すること」自体を「1回(1サイクル)」と定義している。
だから、1サイクルでの効果と副作用をみる。
効かないとわかった薬を死ぬまで苦しみながら入れ続けてるみたいな、わけのわからないことを書かないで欲しい。

その1サイクルの期間も、きちんとした根拠とデータに基づいて決められたものだ。

この当たり前に行われている行為は、医療が日々進歩しているから、
今までの行ってきた医療がデータとして活かされているからだ。
もちろん今現在も、よりよいであろうと考えられる方法に、どんどん変わっていっている。

きちんと癌治療を知り、理解していない人には、一見して正しいような文章を書くところが許せない。
No.59
148ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
僕は妻を2人ともガンで亡くした。 そのためもあって、医療問題には少なからぬ関心を持っている。 僕が関わっているNPO法人では、抗がん剤を試してみて、効果がなかったら、 治療の途中でも投与を中止しようと主張している。 「そんなことは当り前だろう」と思うかもしれない。 けれど、現在の日本では違うのだ。 「効く」「効かない」にかかわらず、一度、抗がん剤を投与し始めたら、 予定した量をすべて投与し終えなければならない。 当然ながら、効かなかったときの患者のダメージは大きい。 はたして、このNPO法人はこのような主張をしたため、厚労省から補助金を 打ち切られてしまったのだ。 とにかくたくさんの抗がん剤を売りたいという製薬業界の思惑が、その背景に あるとしか僕には思えない。 抗がん剤は一定の量を投与しないと効果がわからない、というのが、厚労省、 そして製薬会社の主張である。 しかし、一定量を投与しなくても「効く」「効かない」はわかるはずだというのが、 このNPOの主張なのだ。 がん治療をめぐる問題は、もうひとつある。それは「混合診療」だ。 日本で認められていない抗がん剤を日本国内で使う場合、健康保険は適用されない。 そこまでは仕方ないだろう。 ところが、この認可されていない抗がん剤の治療以外の診療までもが、健康保険の 対象外となってしまうのである。 もし日本で未承認の抗がん剤を試そうとすると、その患者のがん治療で健康保険が まったく適用されなくなる。莫大な治療費になってしまう。 結局、多くの患者は、その治療をあきらめるしかない。 患者の立場からすると、あらゆる可能性を試したいと考えるのは当然だろう。 だから、たとえば、 「この抗がん剤治療は健康保険の対象外です。しかし、他の治療には健康保険が使えますよ」 となれば、どうか。 金銭的な理由などで、いままであきらめてしまっていた患者も、可能性のある治療を 試すことができる。これが「混合診療」である。 なぜ、「混合診療」が日本で認められないのか。 それは日本医師会が反対しているからだ。日本医師会は自民党の支持母体である。 日本医師会は、反対の理由をホームページにこう書いている。 「医療は、教育などと同様に『社会的共通資本』であるという考え方を私たちは持っています」 「健康保険の範囲内の医療では満足できず、さらにお金を払って、もっと違う医療を受けたい というひとは確かにいるかもしれません。しかし、『より良い医療を受けたい』という願いは、 『同じ思いを持つほかのひとにも、同様により良い医療が提供されるべきだ』という考えを 持つべきです。混合診療の問題を語るときには、『自分だけが満足したい』という発想ではなく、 常に『社会としてどうあるべきか』という視点を持たなければならないと考えます」 なんだか、さっぱりわからない文章だ。 要は「患者に不平等が起こる」、だから混合診療は認められないということか。 まるで社会主義国だ。 本音を言えば、保険事務が煩雑になるのが面倒だということかもしれない。 日本は、いま問題が山積している。 なかでも、国民生活に密着した問題にもっと目を向けるべきなのに、まったく改革は 進んでいない。 改革を邪魔しているのは既得権益者だ。 その既得権益者を支持基盤にしてきた自民党から、民主党へ政権交代をした。 このときが改革のチャンスだった。 しかし、民主党政権になっても、改革はいっこうに進まない。 さて、衆議院選挙の時期が迫ってきている。 誰が改革を実行するのか、僕たちの生活を真に考えているのは誰なのか、 今度こそしっかりと見極めなければならない。 僕は、政治家の本音を引き出すために、これからも厳しく斬り込んでいきたい。
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