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田中淳師、ラプレシオーサで快挙を/函館2歳S
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田中淳師、ラプレシオーサで快挙を/函館2歳S

2015-07-24 13:56

     函館2歳S(G3、芝1200メートル、26日)に、ホッカイドウ競馬の田中淳司師(43)が2戦2勝の新種牡馬ダノンシャンティ産駒ラプレシオーサ(牝)を送り出す。同レースには5年連続の挑戦。師は「中央の舞台で重賞勝ち、というのは開業当初からずっと思い描いてきた1つの夢。壁は厚いけれど、何とか実現させたい」と思いを口にする。

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    函館2歳Sに挑むホッカイドウ競馬のラプレシオーサと田中淳師(撮影・奥村晶治)

      新馬戦(ダート1200メートル)を快勝後、出走権がかかるオープン特別に駒を進めた。1700メートルへ一気の距離延長にも動じることなく、7馬身差の圧勝。「使うごとにグングンと成長しています。レースセンスがいいし相手関係を考えてもかなりのレベルの馬」。

     過去4度の挑戦では13年ハッピースプリントが5着に善戦しているが、「どっしりしていて物おじしないところは似ているし、血統背景から芝適性はこちらの方が上」と、今年の期待度はそれ以上。服部茂騎手とのタッグでは、4日函館の500万で12番人気ユヅルノオンガエシが3着好走。“予行演習”も済んでいる。07年ハートオブクィーン以来、道営勢4頭目の快挙が現実味を帯びてきた。【奥村晶治】

     ◆函館2歳Sの地方所属馬成績 過去10年で11頭が出走し【2 0 0 9】。05年にモエレジーニアス、07年にハートオブクィーンが勝っている。どちらも今はなくなったラベンダー賞の勝ち馬だった。
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