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<レパードS>◇9日=新潟◇G3◇ダート1800メートル◇3歳◇出走15頭
ジャパンダートダービーの2着馬で1番人気のクロスクリーガー(牡、庄野)が好位追走から直線で抜け出し、人気に応えた。勝ち時計は1分51秒9。JRA重賞で騎乗機会4連勝とこの夏絶好調の岩田康誠騎手(41)は、これが重賞80勝目となった。
クロスクリーガー(右から2頭目)がレパードSを制した。左端は2着のダノンリバティ
真夏の登竜門を、クロスクリーガーが力強く駆け抜けた。逃げるゴールデンバローズを3角手前で射程に入れ、直線の攻防で競り落とすと、最後は迫るダノンリバティを完封。「バローズが怖いから早めに動いた分、最後は脚が上がったけど、強かった。無事に成長してくれれば大きいところにチャレンジできます」。デビューからコンビを組む岩田騎手からも頼もしい言葉が出た。
この日も鞍上の腕が光った。逃げたここ2戦とは異なり、好位からの競馬を選択。「どこからでも競馬できるし、あまり行く気はなかった。2コーナーまでに折り合いをつければ大丈夫」と、冷静な騎乗で勝利に導いた。これでJRA重賞は騎乗機会4連勝(CBC賞、函館記念、函館2歳S)、区切りの80勝と、夏競馬に入ってから手をつけられない。「夏ばてしないように8月を乗り切りたいと思います。皆さんも夏ばてしないように気をつけてください」。マイクパフォーマンスでも越後のファンを笑顔にさせた。
幾多のG1馬を輩出したレースを快勝。「負けられない一戦だった」と鞍上は振り返る。陣営の頭には古馬との対戦、そして、前走ジャパンダートダービーで2馬身半ちぎられたノンコノユメへのリベンジがある。「古馬は強いのでまだまだこれから。ノンコノユメとはどこかでまた戦うことになるはずだし、逆転したい」と庄野師。今後は放牧で休ませ、秋に備える予定。始動戦は未定だが、さらなる成長を期待していた。【木南友輔】
ジャパンダートダービーの2着馬で1番人気のクロスクリーガー(牡、庄野)が好位追走から直線で抜け出し、人気に応えた。勝ち時計は1分51秒9。JRA重賞で騎乗機会4連勝とこの夏絶好調の岩田康誠騎手(41)は、これが重賞80勝目となった。
クロスクリーガー(右から2頭目)がレパードSを制した。左端は2着のダノンリバティ
真夏の登竜門を、クロスクリーガーが力強く駆け抜けた。逃げるゴールデンバローズを3角手前で射程に入れ、直線の攻防で競り落とすと、最後は迫るダノンリバティを完封。「バローズが怖いから早めに動いた分、最後は脚が上がったけど、強かった。無事に成長してくれれば大きいところにチャレンジできます」。デビューからコンビを組む岩田騎手からも頼もしい言葉が出た。
この日も鞍上の腕が光った。逃げたここ2戦とは異なり、好位からの競馬を選択。「どこからでも競馬できるし、あまり行く気はなかった。2コーナーまでに折り合いをつければ大丈夫」と、冷静な騎乗で勝利に導いた。これでJRA重賞は騎乗機会4連勝(CBC賞、函館記念、函館2歳S)、区切りの80勝と、夏競馬に入ってから手をつけられない。「夏ばてしないように8月を乗り切りたいと思います。皆さんも夏ばてしないように気をつけてください」。マイクパフォーマンスでも越後のファンを笑顔にさせた。
幾多のG1馬を輩出したレースを快勝。「負けられない一戦だった」と鞍上は振り返る。陣営の頭には古馬との対戦、そして、前走ジャパンダートダービーで2馬身半ちぎられたノンコノユメへのリベンジがある。「古馬は強いのでまだまだこれから。ノンコノユメとはどこかでまた戦うことになるはずだし、逆転したい」と庄野師。今後は放牧で休ませ、秋に備える予定。始動戦は未定だが、さらなる成長を期待していた。【木南友輔】