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「会話は話すよりも聞く方が重要」と、近年よく言われていますよね。とは言えただ聞き続ければ正解、というわけではありません。一言に「きく」と言っても、様々な聞き方…耳に入れ方、きく姿勢、表情…などのポイントがあります。
今回は人間関係とシーン別に分けた、3つの上手にきく方法をご紹介します。

相手に寄り添う「聴く」

「聴く」とは、「心を落ち着け、注意して耳を傾ける」という意味。この聴き方にあてはまる相手は、「親友や恋人や家族」「片思いの相手」など、自分にとって大切な人の話を聴く時です。また「後輩や自分の子供」など、目下のものにもしたいこと。相手の方が意見の言いにくい立場にいるのですから、この聴く姿勢をとらないと本音を逃します。
シーンとしては、「顧客との会話」「相談を受けた時」など。どんな職種であれ、顧客と仕事を決めたいなら、いかに相手の情報を聴き出して対応するかが大事ですよね。

聴き方の特徴としては、「相手に寄り添う気持ちで、言葉の端々まで」頭に入れること。その根っこにあるのは、「信頼関係を築きたい」という思いです。
聴く姿勢として注意したいのは、「柔らかいアイコンタクトをとる」ことと、「椅子に深く腰掛ける」こと。柔らかいアイコンタクトをとることで話す相手の気持ちも落ち着き、深く腰掛ける姿でじっくり聴く姿勢を示すことができます。表情も、真剣な表情で、時には柔らかくほほえみながら聴きましょう。

答えを求める「訊く」

「訊く」とは、「たずねるために訊く」という意味。この訊き方に当てはまる相手は、「上司」「プロ相手(医者、店員、先生など)」。シーンとしては、「教えてもらう時」「サービスを受ける時」です。

訊き方の特徴としては、「相手の言葉から常に疑問を探し、答えを求める」訊く。その根っこにあるのは「答えを知りたい」という思いです。
訊く姿勢として注意したいのは、「前のめり気味」の姿勢で「真剣な表情」でいること。あなたの真剣な姿勢に、相手も真剣に答えようと思います。

情報として「聞く」

一般的な「聞く」とは、「耳に入れる」という意味。この聞き方に当てはまる相手は「友達」。シーンとしては、「授業、会議、飲み会、勉強会」などです。

聞き方の特徴は特になく、普段皆さんがしている聞くです。聞く姿勢として注意したいのは「姿勢を話し手に向ける」「聞き逃さない」こと。普段していることだからこそ、ぼーっとすると聞き逃しやすいで注意が必要です。

いかがでしょうか?コミュニケーションで大切とされているのは、主に「聴く」。全てに対してできることではありませんから、力を入れたい相手、力を入れたい時を見極めて実践してみましょう。

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