現在公開中の『のぼうの城』主演の「野村萬斎」。狂言界のスーパースターとも言われている彼ですが、『陰陽師』の安倍清明役にて、その妖艶な印象を覚えている人も多いのではないでしょうか。
セクシーな立ち振る舞い、何処にいても目を引く存在感、時々見せるいたずらっぽい笑顔に、トリコになってしまう女子も多いのでは?掴みどころのない彼を少しでも掴みたい、と思う女子必見!ステキアラフォー男子代表の萬斎氏の魅力をピックアップしました。
「目を引く独特の存在感」がステキ!
実は筆者が彼を知ったのは、NHK教育テレビ『にほんごであそぼ』。色気のある見かけの一方で、本気で役柄を演じている姿に思わず見とれたのが初めてでした。
今回の『のぼうの城』でも、「数センチ浮いているから」役に選ばれたというだけあって、どこか浮世離れしている存在感は目を引くもの。今回の「でくのぼう」から来る「のぼう様」と呼ばれながら大軍を相手に奇策で戦う総大将役や、『陰陽師』の安部清明役は、彼だからこそ多くの人を魅了できたと言えそうです。
「上品なのにお茶目なギャップ」がステキ!
祖父・故六世野村万蔵及び父・野村万作に師事し、3歳で初舞台に立った萬斎氏。東京藝術大学卒で、その知的な上品さは存在感の一部としてにじみ出ています。
一方でお茶目な一面もたっぷり。今回の『のぼうの城』では、「ある場面では、ヒョウタンを股間に押しつける動きを提案。監督たちに「狂言師がそこまでやっていいんですか」と驚かれたという。」(「YOMIURI ONLINE」)という一面も。
「上品でお茶目」なんて、女子が1番心惹かれるギャップですよね♪
「頭脳派であり革新的な挑戦心」がステキ!
「狂言界のスーパースター」と言われる萬斎氏。狂言に対しては「発信しなければ単なる古い文化財になってしまいます。古典の本質を掴みつつ『ここを現代的にアレンジしよう』、『ここをアピールしよう』という狙いがないといけないと思います。」(「cinema cafe.net」)とあるように、古典芸能の良さを現代に合わせて世に広める工夫をこらしています。
一方で現代劇や映画、テレビドラマや教育テレビなど、狂言以外の表現の場に多数出演するという、なんとも「異色な存在」。今回の映画出演においても、映画独特のリアルさ、具体的さ、感情表現を狂言の世界で活かし、さらに深みを増そうという革新的な挑戦心を常に持っています。
どこまでも頭脳的でありながら革新的な挑戦心は、尊敬できるところでもあります。
『のぼうの城』は現在公開中。是非彼の魅力をその目で確かめて下さいね☆
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