21d2e816d631d6e3febd99c6cf86406d8673c4c2

日本女性達を一躍虜にした「冬のソナタ」から10年。韓流ドラマを日本に知らしめ、その人気を不動なものにした同作品と同じ監督、脚本家がタッグを組み、再び韓流ドラマブームを巻き起こしそうだ。
それが日本で“ポストヨン様“と評判名高いチャン・グンソク、日本でも人気のK-POPアイドルグループ、少女時代のユナ主演の「ラブレイン」だ。
日本で大人気の2人が主演ということもあり、韓国で放送されている時から日本での人気は予想されていたようだ。今まで韓流ドラマは、年齢層が上の人向けと決めつけ、興味が沸かなかった筆者だが、偶然にも放映を見る機会があり、その魅力にとりつかれてしまった。
若い世代から熟年世代まで楽しめる「ラブレイン」。その魅力から韓流ドラマ人気に迫ってみたいと思う。


2世代に渡る壮大なラブストーリー

ラブレインは1970年代と2012年という2世代に渡る運命の恋をテーマにストーリーが展開される。
70年代、愛し合いながらも結ばれない2人。その子ども達が2012年、運命的に出会い、そして愛し合うようになる。その過程でいくつもの困難や葛藤に立ち向かいながら、絆を強くしていくという展開。
これは冬ソナのストーリー展開と同じで、韓国内では「ありきたり」と評判があまりよくないらしい。しかし、日本女性は“運命”という響きに弱く、何度見ても、また展開が読めていてもハマってしまうのではないだろうか。物語の展開があまり読めないドラマよりも、「ここでこうなるんだろうな」「なってほしいな」という思いが形になるドラマの方が女性的には安心感もある。


映像美と登場人物のファッション性の高さ

放映を偶然目にし、まず1番に目に留まったのが映像の綺麗さ。今までの韓流ドラマは一昔前の日本のドラマのようなイメージで画面も暗く、いまいち垢抜けない感じが否めなかった。しかしラブレインは映像がとてもクリアで、例えば手をつなぐシーンでは全体ではなく握り合う手と手のみを抜く等、描写にもこだわりが感じられ、より一層女性を惹きつける魅力を持っている。
また、ファッションにも気を配られており、70年代のレトロ感溢れるファッションと、2012年の最新韓国ファッションの両方を楽しめ、こちらも要注目だ。


肉食系だけど影がある、チャン・グンソク演じるキャラクター

2012年のチャン・グンソク演じるソ・ジュンは“3秒で女を落とせる”というニックネームを持つ程のプレイボーイ。何事にも積極的で強引で自信家で、オラオラキャラの男性。まさに肉食系男子代表のような存在。
草食系男子全盛の今の日本にはあまりいないような男性で、韓流ドラマで名物と言っても過言ではない「こんなのあり?!」と思うようなクサいセリフもさらっと言ってのけるジュンに日本女性はハマってしまうはず。
また、幼少期からの複雑な家庭環境により、愛を信じられないという影の一面も持っており、なんだかほっておけない、母性本能をくすぐられるような魅力もある。これも韓流ドラマに共通している点の一つだ。


女性でも見とれる可愛さのユナ

男性はもちろん、女性から見ても可愛らしい少女時代ユナ演じる2人の女性。特にK-POPブームで韓国アイドルのようになりたいと思う女性が増えている中で、メイクやヘアーの参考になること間違いなしだ。外見だけではなく、無邪気な笑顔やじっと見つめる姿など、仕草も本当に可愛く、女性は是非参考にしたいと思うのではないだろうか。

回を増す毎にハラハラ、ドキドキも増していくラブレイン。今まで韓流ドラマになんとなく良いイメージを持っておらず、見てこなかった女性に是非見て欲しい作品だ。

【関連】
ラブレイン 公式サイト

あわせて読みたい