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「良いママ」って、どんなママでしょうか?笑顔で優しいママ、ご飯が美味しいママ、服や小物を手作りしてくれるママ?それとも、怒らないママ、何でもしてくれるママ、いつもそばにいるママ?

上記の例では、前者に世間一般で見る良いママ、後者に子供にとって都合の良いママのイメージをあげました。このように「良いママ」と言っても、いろいろな立場からみたものがあります。皆さんも、「ママになったら美味しい料理を作ってあげたい」など、それぞれ夢を抱いている女子も多いでしょう。
今回はこういったものとは少し離れて、本質的に大切な「良いママ」の条件について考えてみたいと思います。

1、ノンストレスなママ

子供はママの精神状態を直に受けて育ち、人格形成がなされます。ママがありのままの自然体でノンストレスな生活を過ごせば、精神的に健康で、情緒が安定した子に。不自然でストレスフルならば、精神的にも情緒も不安定な子に。
子育て中には、ママの精神状態を揺るがす出来事が実に多くあります。子供との意思疎通がうまくいかないイライラや反抗期の対応、成長への焦り、パパの子育ての不参加、周囲の過度の期待、ママとしての責任感など。これらに左右されてストレスを抱えたり、不自然な態度をとるママがほとんどでしょう。

しかし赤ちゃんは、そんなことは求めていません。ノンストレスでのびのびと、自然体でゆったりと過ごすママを求めているだけ。それが子供の人格にもなるのです。少しのことで揺るがず、ノンストレスなママは1番の条件といえるでしょう。


2、本当の自立を促すママ

乳幼児期、赤ちゃんはママに肉体的・精神的ともに完全に依存します。お世話の全てをママにゆだねる赤ちゃんは、命をママに預けている状態。また、ママの精神状態や思考、物の見方がそのまま赤ちゃんのものになります。
本当の自立には、乳幼児期の十分な依存が必要なため、赤ちゃん期の依存は大切。しかし誰しも、いずれ世間の荒波を自分一人の力で生きていかなくてはいけません。そのため、十分に依存させた後は「肉体的・精神的に自立する」方向へいざなうのが、ママの仕事。生活習慣や躾はもちろん、自分で考え、工夫し、行動する力をつけてあげることが重要です。
中には私利私欲を交え、いつまでも依存状態を望むママもいますが、それは問題外です。


3、子どもの目線で考えるママ

ママの立場だけで物事を考えると、子育てはすぐに行き詰まります。何故泣くのか、何故機嫌が悪いのかは理解できず、3時間と持たないでしょう。どの成長段階であれ、子供の目線で物事を考える想像力は必要。子育てのストレスを減らす有効策でもあります。
また、遊びの時でも子供と同じ立場に立ち、一緒に楽しむ方が赤ちゃんの心に響きます。赤ちゃんはもちろん自分も楽しく、ストレス発散になります。


いかがでしょうか?これだけはゆずれない、忘れてほしくないという条件をあげてみました。これからママになる人の心掛けはもちろん、現役ママも行き詰まった時に思い出してみてくださいね。

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