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もはや私たちの生活とは切り離せないくらい身近な存在であるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)。
フェイスブック(FB)などがその代表例ですが、「友達」の数をまるで人気のバロメーターかのように感じ出してしまうと、ちょっと要注意です。まるで友達の数は多ければ多いいほどいいとばかりにたくさんの人を「友達」にしている人がいますが、そのうちどれほどの人が本当の友達といえるのでしょう。FBの友達が1000人を超えるほどなのに、ある出来事をきっかけにそれが虚構に過ぎないことを実感してしまった、さみしい例をご紹介。
リアルにきちんと自分のことを考え、心配してくれるほんとうの友達がいなければ、いかにFBの友達数を誇ってもむなしいだけ、、ということを教えてくれる例です。

ディア(仮名)24歳の場合 (FBの友達数1318)

⇒何をした?
仲の良かった人が他界。いかに今さみしい思いをしているかということをFBに投稿。

⇒どうなった?
40人ほどから「力になれることがあったら教えて」というようなコメントが届くが、携帯に連絡してきたり、個人的にメッセージを送ってきた人は皆無。結果、よけい落ち込んでしまうことに。。

反省点

「とくに誰かから電話が欲しかったわけじゃないけど、FBに投稿したことでよけい気持ちが落ち込んでしまった。こんなことなら、 ほんとうに気のおけない誰かに電話して喋ったほうが良かった。」


メル(仮名)26歳の場合 (FBの友達数983)

⇒何をした?
FBの誕生日欄をオフにして、いったい友達の何人が誕生日を覚えていてくれるか試した。

⇒どうなった?
誕生日当日にメッセージを送ってくれた人は皆無。

反省点

「こうなることはある程度予測してはいたけど、やはりちょっと残念。でも、家族や親友はメールを送ってくれたから、誰がほんとうに私のことを気にかけてくれているのか、よく分かった。
FBの友達にあまりプライベートなことは期待しないほうがいいみたい。『誕生日だからパーティーをひらくわよ』というようなアナウンスでもしない限り、FBの友達はそんなことまったく気にしないと考えておくほうがいいわ。」


FBの使い方も、ほんとうにプライベートな友達だけとか、仕事目的も含め幅広く交流という人もいるので、一概にはいえません。でも本来暮らしをもっと深く楽しむためのツールに過ぎないはずなのに、かえってストレスや気分が落ち込んでしまう原因となってしまったら本末転倒ですよね。SNSも自分のニーズに合わせて、ストレスフリーで楽しむように気をつけてください。

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