こんにちは、はじめまして!
今回こちらのニコニコチャンネルにてブログを更新させていただくのは、
新たに背景美塾に配属させて頂いた石川です。

ちょっとだけ自己紹介をしろと言われましたので、自己紹介を。
自分はつい最近までアシスタントをやっておりまして、
過去には背景美塾のネーム分室で講師をされている後藤さんが連載をしていた際に、
アシスタントをやっていたこともあります。

後藤さんの作品である「銀塩少年」の2巻あたりで相関図があるので詳しくはそちらで!
それを見ていただけるとわかるのですが、
背景美塾に携わっている方々とはもともとお世話になっておりまして、
今回も縁がありお声をかけていただいた次第で現在に至ります。


絵に関していえば、これからはパソコンの時代だろうってことで、
2003年くらいだったかな?
割と早いころからセルシス社様の
ComicStudio(現在ではclipstudioを使用)や
Adobe社様のPhotoshopでペン入れからトーン処理などをしてきたので、
デジタル歴の方が長いです。


なので、背景美塾の方針とは真逆に行っている気もしますね……ごめんなさい。

そのような経緯もあり、
背景を紙で描くような現場では背景を描くことよりも
デジタルトーンによる仕上げ処理を任されることが多くありました。


そんな自分がつい最近、
久々にアナログでペン入れ作業をしましてものすごく緊張しました。
それについてはまた後ほど触れさせていただきます。

そんなわけで、こちらの更新を任されましたので以後お見知りおきを!

で、ちょっと自己紹介が長くなってしまいましたが、自分のことはいいのですよ!!!
忘れていただいてもかまいません!!



今回、背景美塾にとって注目して頂きたいところは、
先月より新たな講師として山崎智史さんを迎えての実践講座料理編です!


24292554d22f5e81eb4ef3c024ae531885dbe6e9さわやか講師な山崎さん登場!


山崎さんは、10月27日、11月27日に発売された
『月間スピリッツ』にて『おもにおっと』という作品が二号連続で読切りを掲載されて、
漫画家としての道を確実に歩みながらも、
名だたる漫画家さんたちのアシスタントを同時に務められてきた、
非常に頼もしい方なのです。

ちなみに、1月号はまだ発売中のはずなので、
是非とも書店で購入して読んでもらえると嬉しいなって!(宣伝)


そんな山崎さんですが、意外な一面もありまして、
料理には並ならぬ想いがあるようです。
噂では半年でシフォンケーキを,
5,000個作ったとかいう話を聞いたことがあるような気がします。

と、話はそれてしまいましたが、
その実践講座料理編では具体的に何をするかといいますと、

『料理を美味しそうにみえるように描く方法。』

というテーマで授業を行い、
山崎さんが料理を描く際に詰め込んでいる技術というものを
実践講座の中で余すことなくお伝えしていこうというものなのです。


この実践講座のプレビュー会へ自分も参加することになり、
先ほど触れておりました、
自分が久々にデジタルではない作業をしたという話に戻るわけですよ!

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(今回たまたま遊びに来ていた美塾関係者のお子さんにも丁寧に教えてくれる山崎さん!)



それにしても、緊張しましたよ……なぜならば!
この実践講座、実は背景美塾の授業の中で、初のペン入れから仕上げまでやろう!
というものになっているからです!!

久々にアナログで作業するというのは、
コピペも出来なければ、
Ctrl+Zで戻ることも出来ないわけで、
失敗できない緊張感!と、いい加減な下書きとペン入れなもので、
人前で作業するのが恥ずかしいので……


さてさて、今回描くパフェですが、
やはり食材部分をどのように描くかにかかってくるところでして、
器の無機質な部分と多種多様な食材の質感をどう描き分けていくか。

言ってしまえば、食材の質感をうまく表現できていなければ、
まったくそれが何なのかわからなくなるわけですよ。


じゃぁ、それってどう表現するの?ってことで、
ベタ(黒く塗りつぶす部分ね)の入れ方であり、
線をうまく飛ばしたりすることで艶っぽさをだしてみたりで、
同じ形を描いていても全く表現が変わってくるんですよね。

とくにパフェの場合は、器の中にある食材と外にある食材で表現を変えないと、
透明な器に食材が入っているようにも見えないわけですよ。
そういう要点を知ることができるという点では、
このパフェを描くというのは非常に勉強になります!


そんなわけで恥ずかしながら、今回自分が描いたもの晒してみます。158ceaa344a6ad0a001ba8c2e3f5a5bc4cfbaafc


いい加減な下書きからペン入れをしたので器がちゃんと対称に描けていないとか、
台座部分がゆがんでいたり、器
の中身が何なのか、
自分でもいろいろ突っ込みたいパフェになってしまいました。


それに比べて、山崎さんのパフェ。

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ででーん!

美しい!美味しそう!


そんなわけで、実際に自分が授業を受けた感想としては、
面白かった!という一言に尽きます!
内部の人間だからというわけではないですよ?

ぶっちゃけ、アシスタントをやっていても、
他の人の技術を知ることなんてなかなかできないので、
そういう機会を得られるということにおいては、
背景美塾という場は貴重な場なのではないかなと思ってます。


とまぁまた話がずれましたが、ちょっとだけそのときの授業風景をお見せしちゃいます!
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はい!山崎先生、ここはどう描くんですか?


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そのパフェ超おいしそうですね!


と、こんな感じに、授業中でもわからないことがあったら聞いて頂いて構いません。
さてさて、長くなってしまいましたが



漫画やイラストで料理を描きたいのにおいしそうに描けない……と、
お悩みの画面の前の皆さん!

是非実践講座を受けてみてください。


料理を描くことへの悩みがきっと改善するのではないでしょうか?

ここまですでにすごく宣伝っぽい内容になってしまったような気もしますが、
最後にさらに宣伝を……。


今回紹介させていただいた実践講座ですが、
背景美塾初級講座を受けていただいた方を推奨にしております。
背景美塾に初めて来られる方も、
実践講座料理編をいきなり受講していただくことも可能ですが、
パースのことなどをより知っていただいてから
受講していただいたほうが理解度も違いますので、
もしも興味を持たれた方は是非初級講座から受講していただければと存じます。


そんなわけで、皆さんと教室でお会いできる日を楽しみにしております。

近々パフェでも食べに行こうと思う石川でした。


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