謹んで新春のご挨拶を申し上げます。旧年中は大変お世話になりありがとうございました。先ずは、この一年が皆さまにとりまして、健康に恵まれた佳き年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
国務大臣に就任し3か月が経ちました。閣議をはじめ、経済財政諮問会議、総合科学技術・イノベーション会議、未来投資会議など日本の方向性を決定する重要な会議にも数多く出席し、第197臨時国会では、災害からの復旧・復興等のための補正予算を始め、数々の重要法案や条約が成立・承認するなど、閣僚の一員として意義深い国会でした。また、地元に帰るたびに、たくさんの方々から様々な叱咤激励をいただき、責任の重さを日に日に噛みしめている毎日です。地元の皆さまのご期待に沿えるよう、更に緊張感をもって日々の活動に臨みたいと思います。
スマホが登場して僅か10年で私たちの生活は大きく変わりましたが、いくらテクノロジーが進化しても人と人とのコミュニケーションはどこまで行ってもアナログです。私も地元に帰れば、母親にタブレットの使い方を教えるのが楽しみの一つになっています。以前より、母親との会話が増えたのも、ある意味、デジタル化のメリットだと言えるかもしれません。私の担当は、IT、科学技術、クールジャパン、知財、宇宙政策など広範に渡りますが、一言でいえば「デジタル化推進担当大臣」です。全ての国民が安心してデジタル社会に移行し、デジタル化の恩恵を享受できるように勇気を持って、そして丁寧にデジタル化を進めたいと思います。
私も微力ながら、安倍内閣の一員として、大臣としての政治的資源である時間を最大限に活用して、全身全霊をかけて職務をまっとうする覚悟です。地元の皆さんと共に新しい時代を切り拓くため全力で取り組むことをお約束申し上げ、新年のご挨拶に代えさせて頂きます。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。