「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」
日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!
『実 話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)
中田薫 寄稿記事
廃墟の裏側『茨城県筑西市「明野劇場」』
~茨城最後のストリップ小屋~
茨城県筑西市にあるストリップ小屋『明野劇場』の廃墟である。明野劇場は昭和40年代に芝居小屋としてオープン。当初は「明野第一劇場」という名前だったが、「明野ミュージック」ほかいくつか名前を変遷させながら、やがてヌードシアターとして発展。茨城出身のマジシャン、マギー司郎も若かりし頃はここでストリッパーたちと寝食をともにしたという、茨城では名の知られた劇場であった。
開演は13時で終演は23時。遅い時間は割引があったが入場料は基本5000円。酔狂な男は香盤表を見ながらお目当ての踊り子目がけて入場。最前列のかぶりつきで観音様を拝み、そのまま臭い便所の個室でセンズリをかく、というのが定番の遊び方だった。
伝説のストリッパー、一条さゆりは猥褻罪により過去9回の逮捕歴があるが、うち1回がこの明野での出来事。また、真性マゾストリッパーと誉れ高い滝龍子もSMショーで明野に香盤。滝は客を舞台に上げて張り型で責められるのを好んだが、巨乳を緊縛されて前後の穴を張り型で責められるとしばしば失神状態となり、舞台に下がる時は男性従業員が痙攣した四肢を担いで運び出すその痴態が最高にエロいと評判の踊り子であった。そう、本気汁の裸芸を見せる本物のストリッパーたちが、この明野劇場で舞っていたのである。
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