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[中田薫]【シリーズ廃墟探訪】国策と社会情勢に翻弄されて…岡山県久米郡久米南町『竜山鉱山』
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[中田薫]【シリーズ廃墟探訪】国策と社会情勢に翻弄されて…岡山県久米郡久米南町『竜山鉱山』

2013-06-04 01:00

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    「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」

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    『実 話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)


    <再放送告知>



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    中田薫 寄稿記事【シリーズ廃墟探訪】
    国策と社会情勢に翻弄されて…
    岡山県久米郡久米南町『竜山鉱山』 


     岡山県の近代産業といえば繊維産業や化学工業が有名だが、実は岡山県は中国地方の中でも鉱物資源に恵まれた地域であり、鉱工業においても栄えてきた歴史がある。

     硫化鉄鉱や蝋石、石炭、亜鉛、銅、タングステン、ウラン等々、岡山の山では様々な鉱石が採掘され、戦前の最盛期には県内で300を超える鉱山が存在していた。

     だが、その多くは小規模鉱山だったため、戦中の増産強行による乱掘、また軍事的重要度の低い鉱山が次々に淘汰されたことにより、戦後には多くの鉱山が廃山となった。

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     岡山県の県央部、吉備高原の深い森の中に眠る『竜山鉱山』は明治2年に創業。しかし小鉱山にして貧鉱であったことから経営者が何人も変わり、戦前・戦中までは豊田鉱業なる会社の所有となっていた。

     
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