「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」
日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!
『実 話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長、現『日刊ナックルズ』(http://n-knuckles.com/) 編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)
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<今後の生放送予定>
この法案の名前を聞いて思い出すのが約十年前になるだろうか、個人情報保護法案である。日刊ナックルズ(
http://n-knuckles.com/)では連載陣の『噂の真相』岡留安則元編集長が、この法案や時勢について斬っているがそちらをご参照頂ければと思う。
■危険すぎる特定秘密保護法、仕掛ける米国の思惑...岡留安則の『編集魂』|日刊ナックルズ
個人情報法保護法と特定秘密保護法案は通底している点がある気がする。「権力者を保護するという点において」である。安倍首相は読売新聞で講演をした際に、特定秘密保護法案についてジョークを交えて論じた。余裕の構えである。
それにしても権力の監視役たる新聞社がどういう立場であれ、いわば『時の権力者』を招いてその演説を傾聴するとは……。大丈夫か、読売新聞。
野党は反対の構えを見せているが、法案は「提出した時点でまず通る」と考えてよい。だからこの法案も通るだろう。そういう時、個人情報保護法案の騒ぎの際、ルポライターで心の師である故朝倉喬司さんが僕に言った言葉を思い出す。
「法案は通るよ。だから、わしらは法案が通った後にどういう行動を取るかを考えようや」
当時を振り返ってみよう。
各雑誌の編集者、記者、ライターがマガジンハウスに集まったのが最初だったと思う。人数は十数人と言った所であろうか。著名なジャーナリストや、大手出版社編集者の中に、なぜか『ダークサイドJAPAN』編集長だった僕も呼ばれたのだが、恐らくジャーナリスト吉田司さんに誘われたから、だった気がするが定かではない。
それから週刊現代などでもページを割いては、「本誌は個人情報保護法案に反対する」といったアピールをしていた。
神楽坂の出版記念会館でも記者会見をした。真ん中に座って座長的位置にいたのは佐野眞一氏だったのは、皮肉と言っていいのだろうか。僕は末席にいたのだが、編集長を務めていた『ダークサイドJAPAN』(ミリオン出版)で佐野眞一氏のヒット作『東電OL事件』の批判記事を掲載していたので、気まずかったが「どうも。佐野さんを批判している久田です」と挨拶をしておいた。