「久田将義責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」
日本で一番危ないWEBマガジンが創刊!
『実 話ナックルズ』『ダークサイドJAPAN』元編集長、現『日刊ナックルズ』(http://n-knuckles.com/) 編集長の久田将義が、インターネットを通して新たな「アウトローメディア」を始めました。その名も「久田将義 責任編集 ニコ生ナックルズマガジン」。編集長の久田氏をはじめ、様々なアウトロー著者陣営がどの既存メディアでも露出できない記事をお届けします。(毎週金曜日に はその週のまとめ記事を配信)
<今後の生放送予定>
拡張!日刊ナックルズ
正に混迷の様相を呈してきた「西成のマザーテレサ事件」
ちょっと困った事になってきた。日刊ナックルズ(
http://n-knuckles.com/)でライター「西郷正興」氏が追っている大阪・西成で2011年11月14日に遺体で発見された「西成のマザーテレサ」「さっちゃん先生」こと矢島祥子さん事件の取材が、暗礁に乗り上げたような感があるからだ。
貧困ビジネスが事件の背景にあるであろう事は、日刊ナックルズでも散々指摘してきたが、実は核心を知っている人物に接触した所、かなり断定的な口調で「こまの事件は解決しない。警察も了解済」と言われたのだ。
僕たちは捜査機関ではない。メディアである。つまり事件を解決するのはあくまで警察だ。その警察も了解済とはどういう事か、と、言ってもその人物は口を閉ざすのみで、全てを話そうとしない。
テレビ朝日『スーパーJチャンネル』『報道ステーション』がずっとこの事件を追い続けており、その姿勢は敬服するものの、約三年でわかった事は事件が他殺として西成署が捜査している事くらいである。それと矢島さんの恋人と称する人物に接触した事なども挙げられよう。因みにその恋人がどんな人物であったかは日刊ナックルズに書いた通りで、ひたすら金を要求してきたというもの。その人間がどういうシロモノか推して知るべし、である。
テレビ朝日関係者から「この事件で一番先に行っているのは日刊ナックルズです」と言われているし、遺族の事を考えると、いかにして決着をつければ良いのか頭が痛い。
貧困ビジネスと裏社会の結び付きは日刊ナックルズで、おりを見て指摘している。貧困ビジネスがこれほど裏社会の大きな収入源になっているのは、日本経済の停滞が根本にある事に他ならず、アベノミクスはいったい何を目指そうとしているのかよく分からない。
西成の事件をこれほどしつこく追うのには、勿論遺族の方の無念さを少しでも晴らす事が出来たらという点と、この事件こそ現代日本の暗部を象徴しているかのように映るからだ。