今年は北海道パチンコ業界に生放送・動画ブームが巻き起こるでしょう。
先月【ビッグスカイvsコスモ・2店舗同時・同一機種替対決】という番組企画をやっていました。
別法人の2店舗が同じ台(ほど良いks台)を同日に開店して、7日間の稼働で対決する企画です。
プロ野球の日本シリーズのイメージです。
その結果を7日間毎晩、生放送したわけです。
https://www.youtube.com/watch?v=z3VRh00ss-A&list=PLqf0_U86vT2CaQOfFbekNt9sZLqKimV54
「連続性のある対決企画をやりたいね」とノリで立ち上げたので、大空太郎・ジョミさん・北の狼の3人ともに、本当に稼働するんかいなという不安はありました。
だって、肝心の機種が山佐のスーパープラネットDXなんですもの。
発売3か月後に¥75,000で投げ売られてる、ほど良いどころか完全なks台なわけです。
ところが結果は
【平均稼働 28,600枚vs22,600枚】
【最終日稼働 34,500枚vs32,200枚】
というトンデモナイ対決になりました。(詳細は上のリンクの動画を見てね!)
いやいや、こんな数字、業者人生17年で見たことないですよ。
最新人気機種だってこんなに稼働しませんよ。
最終日なんてトイレに行ったかどうかも怪しいレベルです。
太郎さんとジョミさん、ビッグスカイとコスモのスタッフ、打ってくれたお客様などみなさんのチカラと思いの結果です。素晴らしい。
そして、それらを繋いだ生放送・動画・SNSの可能性をあらためて感じました。
当たり前だけど、これを見て「よーし!スープラ導入やっ!」ってマネしても稼働しませんよ。
同じ台を入替しても、結果が違うんですよ。
尊敬するアパレル業界のカリスマ社長が言ってました。
【「何を買うか」から「誰から買うか」の時代になった】
自分の好きな人が好きで着ている服なら、ちょっと買ってみたいよね。
我々パチンコ業界にもそんな時代が来るかもしれないと予感させた結果でした。
どこに行ってもだいたい同じ機種が置いてるわけで、当然「出る出ない」の部分は大きいんだけど、「そのお店の考え方」「その店のスタッフの姿」「なぜその台を入れるのか」など「共感」が来店動機に繋がるはず。
そしてそこに必要になるのは「コミュニケーション」と「情報発信」。
装置産業(機械並べて、はいどーぞいらっしゃい)からの脱却です。
僕ら機械販売会社のビジネスモデルとしてどうやっても変えられないのが商品価値なんです。
だって台の性能は変えられないんだもん。
だから、どこの会社から買っても同じなんです。
するとどうなるかというと値引き合戦になるわけです。消耗戦です。不毛です。
そりゃあ台に興味なくなるよね。値段がすべてだから。
僕が業界に入った時代は「情報」という商品価値があったんです。
「まだ広まってないけど先行導入店で超良い結果が出てる台をセールスする」とかね。
それがうまくいったときこそが業者の醍醐味だったんですよ。
お店も喜ぶ、お客さんも喜ぶ、業者も儲かる。三方良し。
そんな業者ならではの快感を久しぶりに思い出したな、と。
「これが業者の生きる道」
やっとタイトルに繋がった!
ではまた、FFS!