●組織的な天下り斡旋が問題となった、文部科学省で普通の組織では考えられないシステム、いや慣習と言うべきか「文部科学省先輩証」の存在が明らかになりました。
これは名刺大の紙をラミネート加工しただけのカードで、表に持ち主の名前と退職時の所属が記載されており、裏面には「庁舎へ入構の際、便利となります」などの注意書きが書かれています。実際、これを見せるだけで一般来省者が入構する際に受付で行なう面接票への必要事項の記入や、訪問先の許可を得る作業を省くことが出来るのですから随分と、訪問の敷居は低くなります。