• このエントリーをはてなブックマークに追加
【信州長和町】黒耀石のふるさと祭り 特別生放送レポート
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

【信州長和町】黒耀石のふるさと祭り 特別生放送レポート

2016-09-04 00:28
  • 2
2016/08/28に長野県小県郡長和町にて開催されました
『黒耀石のふるさと祭り』のレポートとなります。

HP :http://www.hoshikuso.jp/info/furusatomaturi12/

 同日に開催されておりました
 『WHISKY&BEER CAMP 2016』のレポート→ar1097077

 


8/28に「黒耀石体験ミュージアム」にて開催されました『黒耀石のふるさと祭り』。
午前中は星糞峠縄文鉱山の遺跡発掘調査現場から生中継いたしました。

ae1d840dc56e535109befbe7415fc6f784ff90dd
先日の雨で足元が悪い中、通常は立ち入り禁止である現場に大勢の方が集まっております。

e770f183b7a93ecfb4d7fec6fe2ee561775b329c 2b790c8a6ebe72b63ef9802495c5e83c0f831425
長和青少年黒耀石大使が集まり、今年の7月に行われた
イギリスのノーフォーク州セットフォード町(Thetford,Norfolk)にあります
エインシャントハウスミュージアム(Ancient House Museum)との文化交流をする
合意書を交わした際に行われたプレゼンを披露しました。

9f36309a9e18d8a767ec2feccf6371b40d6d6744
上の写真は7月の放英の際にも来ていたTシャツです。
セットフォードにはフリント鉱山で有名なグライムスグレイブ遺跡があり、
その警官が星糞峠の黒耀石鉱山と類似しており、それから交流が始まったとのことです。
上記の放英の際に星糞峠縄文鉱山遺跡とグライムスグレイブ遺跡は
世界初の姉妹遺跡協定を締結しております。

48ea03c5aa32cf8751bb9dcb7ea063cb68736124 e7b5289a9ef770236be49b64e44748dadb5d1b26
プレゼンが終わってテントに戻ってまいりました。皆さんお疲れ様です!!


4b99d67fc719dbf6ad10a5e4a9f5e8c6bfb27592 5aefa4b0760be6ab971eb2681d935cee09b8e732
589516de520dc8ba1b59e9be774d59ce0fae21dc
つづきまして、以前取材した際にもお世話になりました学芸員の大竹さんによる、
発掘現場の解説が行われました。(以前の黒耀石体験ミュージアムの記事→こちら

発掘現場にはピンクや青、黄色の線が引かれておりますが、これらは、
各年代における地面を表しているそうですよ。
ちなみに、年代測定は当時の人間が黒耀石を発掘する時、食事を作るに土器を使い
米を炊くなどして調理をしていたのですが、その際に発生した炭粒の炭素年代で測定する
とのことでした。
なにより、弁当ではなく、キャンプを張って食事を作っていたことに驚きです。


87db2522e4f0c742c74535a140e17f132fef7ded
大竹さんが説明を終えて、挨拶をしたところ、峠の上を指さしておりました。
さてさて、なにがあるのでしょうか????

a6eb65c3f72a1e7978c9c469ffdc2b53d80ac799
森の奥から人がでてまいりました・・・

f093b5f8e8b12ba054bb4862c479e882973975c2
フルートとギターの音色に誘われ・・・・

8d02f596ce3f7f51a4c9815c618c6fa64d00bd51
縄文人たち?!がたくさんですよ!!!
曲や歌が披露され、いきなりショーが始まったのはびっくりしました!!

6e42ac406baa03eb08d8bbde48c4f0036523dfbb
今度は画面中央よりやや左にいる学生たちによるコーラスもありました。
遺跡説明会と聞いていたのに、色々趣向が凝らされており、驚きでした!

538719ef0666d006a3df7e853d0c884d9cbe71b4
先ほどのギターとフルートの演奏をされていた夫婦ユニット「ホラネロ」さんです。
遠軽町を拠点に活動をされておりまして、第13代オホーツク観光大使でもあります。
遠軽町の白滝は黒曜石が採掘される場所でもあります。

32a549cb2d459680e30d3bb0f3bc075643d441d5 a4a77d630b7a7237846327feb0e01b194cd5bf6f
ムラオサ?!いや、長和町の羽田町長ですね。
手に持っているのは黒耀石の槍、結構鋭利でした。
 MC「俺、獲物になりますよ!」
 町長「いやいや、こんなにかわいらしい獲物じゃさせないよ(笑)」
一思いにヤっても大丈夫ですよ!!

359fca657d9d43edf39b5e3cea381f0be78f81e6
遺跡から会場まではバスで移動なのですが、そのバス乗り場まで戻る道のりの光景です。
幻想的な風景が広がっております。

ここまでが、午前の部でした。


さて、会場は変わりまして、午後の部となります。

8013ee0a448a5f0033f77ff158c9b41fe0bc2eba
黒耀石をつかったBBQ体験は時間的に終わっておりました。
鹿の解体ショーを取っていた関係上、仕方なしですね・・・
次回は黒耀石で肉を切る図を絵に収めたいですね!

ec00d69c9e754db09e5da10ba4cdcbc56469c394
こちらでは縄文パーカッション体験を行っておりました。
時折、打楽器の音が聞こえていたのはこちらからですね。


8b68d2f933a338cfc892feef15c561c5b56873a4 1828926564b8fa506b9c1aa2c063f7db9a699b1c
狩猟体験コーナーです。
こちらでは先端に黒耀石の矢じりがついた弓矢でターゲットに当てる体験ができます。

198c8a667ad880b0e6210b2b611b3a6e7e276608 b1811d066e91dc06bfce23c3e480ffba23c99a30
1人目の男の子はうまく的に当てることが出来ました!!

d07b5a1caceded407b5d1a5bc72ba3dc067695f8 385947fad1a6f6bcf8a5a1b8150c0393c0ba31c0
さてさて2人目の彼はどうかな・・・?
フォームはいいぞ?!

3f1984c0c58d1bf8a0f334c843a5e8f5dfb3758a
あっ・・・
49564bc418b4964e1d1cd5c2709d582ff1f6db4d
・・・・orz
いい絵いただきました!ごちそうさまです!!!

20b09acca032549221354b1f9de6dd8df52abe74 c4eebe6ae52aece641caf8ce11f271d77ddbd1fb
この後やりなおして、無事に的にあてることもできましたよ!


5cef2d4a8b8ce3a40c378d42f5551981c7aa968c cfbe9ffae0854abefcd0fb0a9ee29871c4df2cfe
縄文クッキーのコーナーです。
縄文人の主食だったものを再現したものでして、
どんぐり、くりを主体にして、くるみ、干しブドウ、塩、
つなぎとして山芋が入っております。素朴な味わいで甘みもありました。
ブース内でクッキーを焼いて出していたようですよ。


20570162f5e276d0aea902afb04b6fd81db4c6d6
お客様にインタビューです。
茅野市から初めて来られたご家族。
小学校で黒耀石が出たという話も聞くとのことでした。


bf2ba103fcc26bf4504967da1d464349f7ec7ee2 4a38f2952b1715ea8aa5c6c6a8bc14fbc939ab83
発掘体験コーナーです。
こちらにも学生さんがたくさんいらっしゃいました。
長和町の小中学生が校外学習でたくさん来られているようでした。


8adf8a4446fe7561231950d28a3f001bcc644a9c 2ad762326af195f4c0cbc65787d62514bec6ef3f
野点のコーナーです。
黒耀石の森のおいしい水と長和町産のお茶で立てた抹茶を無料で振る舞っておりました。


91d12c96d93e4ee28e63a80c552b7c1252548648
火起こし体験コーナーです。

148f1c999d1f74e1d07cde540e7b7160c5e78ea9 40912138a04d0b0ba649211cda0c1e306708537e
木屑から麻紐をほぐしたものに火を移して火をつける体験になりますが、
湿気の多い天候であったため、そこまでいける方は少ないようですね。


1fe3361fa57a88cae80d5e82a9ed0b72f648914c 5036a8bfc719f50a354f2de872cab8ea677805d1
北海道遠軽町白滝のブースです。
遠軽町には「白滝ジオパーク」があり、白滝で発掘された黒曜石の展示も行っております。
白滝でも質のいい黒曜石がとれるみたいで、
特徴としましては、色が通常より色が黒いのと、写真左のような赤いものも産出する点です。
赤くなった理由としては、成分の違いではなく、磁鉄鉱が冷えて固まり黒曜石になる過程で
錆びが出たため見たいですよ。

1b0aa66308440863396187e18fdb7ee8a308ad3f 4af4e06642ddab2f357126da5d0ab41f3fa8e5b1
白滝のブースでは、黒耀石の石器を作る体験を行っておりました。
石や木を使い鋭くしていきます。左の方も一生懸命作成しておりました。


7a4c1c15aad803797a7649b48e6c1df12cf27024 de167e3a8256f153e8f3afe878f14067bc7b6353
b9786dd31790eaea608e836d24b9baa718b95c72 4d49d0db6d39af28cd0e660f87456bc7648a2b17
アイヌのブースです。
こちらでは、アイヌ模様の切り抜きや、鹿笛作り体験、
アイヌ語のクロスワードや立体パズルがありました。

写真左下の鹿笛体験について、ブース担当の方から、
「最近の子供は刃物を使ってないので、刃物を使って(モノづくりを)
体験してほしいという思いを込めてやっている」との話をいただきました。


17a56fb212431e57a8c45bebc108e04cb3674f1e f9c38f51dfad8c33e9b4035a54f91cafaaa72ade
132a85f479ccc3b9dd3960ecd6e8f1d468ab6355 19d0dfc7565a4c423c9010d6cc23704f8bc60bd6
島根県隠岐の島のブースです。
こちらも中国地方で唯一の黒曜石の産地となっており、
ユネスコ指定の世界ジオパーク(「隠岐ユネスコ世界ジオパーク」)
として指定もされております。
隠岐の黒曜石も質がいいものであり、全国に運ばれていたとのことです。
黒曜石の研究発表で黒耀石体験ミュージアムもこられて、そのつながりで
今回参加されたとのことでした。
写真右下は隠岐の島にある寺院にてまつられている巨木です。
現在でも100社程度あり、パワースポットとなっております。


506776428fb58cfac53df14ad2a25da45aa87e35
さて、コメントで館内を紹介してほしい、という話がありましたので、
黒耀石体験ミュージアムの中も紹介していきます。
通常は入館料大人300円、子供100円です。

※以前館内を詳しく紹介している記事は→こちら


23a74805fb3bc2bbaba6424cc832c8b208ef25a4 7f9a9200c2332dbabc36e09126050b38031b58b4
本日は外でワークショップがありましたが、通常は館内で様々な体験ができます。
しかも予約なしでできますので、ぜひ体験しに来てくださいね!

78bf8c8151bc814b6da5fd853a2d3ba9dd2e26e9
受付の上にいる縄文人もお待ちしております!

43968d0f88de7fe3cbc6f60009c3b17f572e344a 5e90ead0a399c4c4d30f4c084549854cd4b419ff
MCが手に持っていますの黒耀石のペンダントです。
お土産コーナーはスタッフ手作りのものが多く、一点ものばかりですよ!

8a41316cf089b34b98783abc7b31e0a4d59a836d f16ec0d865615f936ac7703cc3e67b7e3061fa8a
先ほど火起こしコーナーにいらっしゃったご家族の方です。
東京からこられており、黒耀石体験ミュージアムにこられるのは2回目とのこと。
お孫さんが黒耀石が大好きで、どうしても見たいということで来られたとの話でした。
「見るものが多くて楽しい」
また、ぜひお越しくださいね!!

304b2d76f80fee2c1c480811691d73adf04c9576 a0b5b8a48580d9aefcabf50f151cad8b9dd1e9ca
こちら、館内の中にあります遺跡の模型です。
大竹さんの話によりますと、前半で紹介しました遺跡を囲って
発掘現場を展示施設にする、ということでした。
実際の現場を見られたほうがいいですよね、という説明をされていた目がとても素敵です。

91f1f8f49fb0de5bd7053186db3643919a1f6809 318ffdb43cd1260b0aeba7a657e99de5b984afb8
こちら、館内にある喫煙スペースと自動販売機ですが、
博物館の中にこういうスペースがあるのは珍しいですよね。


ミュージアムの外にでますと、左手に人だかりがありました。

a372ae532dd437c43299cea5b3870cdf2fa966c6 c761e0a29a7d9a687889916e67de99f1a32399c3
こちらは缶バッジを作るコーナーです。

c00c92c0a6e46c72ec77c8f4b5088e6a7638cff0
羽田町長のバッジですね!縄文人バージョンなのでスーパーレアかな?

場所を変えまして、特設ステージではライブが行われておりました。
c887a8b288ca3f55fe1864bc96c959414a875060

e18fe852c19a833b77b7b9b895acee7b6da98044 e71aa14f63471e75a3e62659287cbb407470ca66
ステージ上では黒耀石のふるさと親善大使でもあります、
葦木啓夏(あしきひろか)」さんが歌っておりました。
ちなみに、午前の遺跡説明会のショーにも出演されていました。
MCも曲を気に入り、もっと売れてほしいな、ということも言っておりました。


放送の最後は、我々の車を止めてあり、別のイベントが行われている会場である
ブランシュたかやまスキーリゾートまでを歩いていく様子をお送りしました。

abaab34944b1d6e9e3865b44f198d668651fb5ef c8e5965e33534a064caa3fdb07d53e1986348466
霧が本当に濃かったんですよね。
ここで置いて行かれたら迷子になってしまいそうです。

4530535f623c0976aada6aa5a6028794096cc997
途中、ペンション「ジョイハウス」さんがありました。
こちらのペンションのオーナーによると、放置型ペンションで、
お客様に積極的にからむことはないですよ!とのことでした。

74c16e7e068dbd4ef7f3fdf9ad78772253ac68d8
そして、徒歩5分ほどで『WHISKY&BEER CAMP 2016』の会場に到着です!
これだけ近いのもあり、どちらのイベントにも参加されている方も多数いらっしゃいました。
(※「WHISKY&BEER CAMP 2016」の記事は→こちら

今後、長和町を紹介する際には、もっとディープな部分も紹介していきたいですね!!
以上、『黒耀石のふるさと祭り 特別生放送レポート』でした。
コメント コメントを書く

文中のシンガーソングライター「葦木啓夏」さん、読みは「あしきひろか」さんですね^^;
二日間、お疲れさまでした!そしてありがとうございます!

No.1 99ヶ月前
userPhoto NEWS株式会社(著者)

>>1
大変申し訳ありませんでした。すぐに修正致します。

No.2 99ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。