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“猪木イズム最後の継承者”藤田和之が語る!〈第2回〉
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“猪木イズム最後の継承者”藤田和之が語る!〈第2回〉

2014-11-14 10:00
    「石井慧がミルコと再戦? 本来だったら列の一番後ろに並ばなきゃね」

     

     

    ――前回、「石井慧の若さが欲しい」と言われてましたけど?

    藤田 うん。俺なんて『PRIDE』に出ていた頃はとくに、怪我を隠して出てましたよ。一度、試合の3日か4日前にギックリ腰をやって、何本も、かなりの数の痛み止めの注射を射って(試合に)出てね。試合したことを覚えてないくらい。

    ――えー、どの試合ですか?

    藤田 それは皆さんの想像にお任せしますけど、その時は、帰って部屋に戻るのも大変なくらいでね。今も必死だけど、その頃はもっと必死でしたよ。

    ――まさかの話ですね、それは。

    藤田 俺、この世界に入るのが遅かったから、とにかく急いでましたよ。

    ――藤田さんが『PRIDE』に出始めたのは30歳前後でした。

    藤田 あの頃、「なんのために闘ってるんですか?」って聞かれて、全く答えられなく

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